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台風をぶっ飛ばす熱気ある10・5ちば労働者集会が大成功

20141009e-1.jpg 激しい豪雨の中、10月5日、「安倍打倒!ちば労働者集会」が130名の大結集で11・2労働者集会への総決起に向けて、大成功をかちとった。集会は、ちば合同労組と動労千葉の青年部の司会でスタート。冒頭、動労千葉・ちば合同労組の呼びかけ労祖の委員長から挨拶に立った。田中委員長は、国鉄分割・民営化から10・1ストライキにいたる闘いの歴史と意義を熱く語った。

 集会前半は、国鉄決戦の白熱的な闘いの報告がおこなわれた。国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重さんは「10万筆署名達成・最高裁決戦勝利へ」、新パンフレットを使って最高裁闘争の論点を丁寧に提起。動労千葉争議団の中村仁さんは、1047名解雇撤回闘争への決意と11・2労働者集会の大結集を訴えた。動労千葉を支援する会の労働者から「千葉県下の労働組合をまわって本集会の参加を訴え、様々な賛同を得られた。千葉には動労千葉という手本になる組合がある。地の利を活かしていきたい」と発言。動労千葉幕張支部から10・1ストライキの闘いの息吹を報告。
 圧巻だったのは、新たな労働組合をつくりあげた闘いの報告だ。まず、CTS清掃部門から動労千葉に新規加盟した3人の労働者から力強いアピール。「以前働いていたところでも偽装請負の職場で労働組合はなかった。しかし、希望は動労千葉がある」「給料日に聞こえるのはため息ばかり。動労千葉がCTSの環境面・待遇面で動いている姿を見て加入した」「CTSの現実は国鉄分割・民営化のなれの果て。職場は成り立っていない。仲間を増やして職場の現実を変えていきたい」とみずみずしい決意を訴えた。
 続いて、新分会の結成に向けて、ちば合同労組の組合員が登壇。「現場は、非人間的な労働環境。組合大会で議論を重ね、10・5に向かって職場で分会をつくり出す闘いをつくり出した。職場で仲間が生まれ、可能性は満ちあふれている」と決意表明。
 満を持して、会場から熱い拍手で迎えられたのは三里塚芝山連合空港反対同盟の市東孝雄さんだ。10・8高裁控訴審への決意を語った。「現地では第三滑走路計画との攻防になっている。三里塚は戦争と改憲の安倍を倒す! 必ず勝つんだという決意でやりたい」と10・12三里塚現地集会への大結集を訴えた。
 続いて、千葉・星野文昭さんを取り戻す会、裁判員制度はいらない!千葉県実行委員会、避難プロジェクト@ちばの仲間から活動報告とともに闘う決意表明がおこなわれた。
 集会のクライマックスは、闘う労働者の決意表明だ。整理解雇と闘う民間の労働者、郵政労働者・自治体労働・医療労働者・ちば合同労組の仲間が登壇し、闘いの決意が述べられた。10・5集会は、国鉄決戦が中心に大きく据わり、千葉県下の職場から闘う労働組合をつくり出す労働者集会として大成功した。(G)

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