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青森県八戸市で101人が結集し労働者集会

20141023a-1.JPG 「時代は労働組合の動きひとつで決まる。今、労働組合が闘う方向をきちっと示していく時」。司会の青年のあいさつで集会は始まった。10月17日、青森県八戸市で「安倍倒そう!福島連帯・原発再稼働阻止!三八労働者集会」が開催された。
 南部バス労組の間山正茂委員長とNAZEN青森の岩田雅一共同代表があいさつし、六ケ所再処理工場稼働と大間原発建設を止めて日本の核武装を阻止し、安倍を倒そうと訴えた。

20141023a-2.JPG 早朝から八戸市に入り、半日街宣カーで「原発再稼動阻止!廃炉!」を訴えてきた「希望の牧場・ふくしま」代表の吉沢正巳さんが登壇。3・11で経験した戦場のような状況の中で、逃げるのではなく闘う時だと決断して東電本社に押しかけ、国による殺処分を拒否して牛にえさを与え続けていることを語った。そして「安全神話は崩壊し、推進側もギリギリだ。今大切なところに来ている。闘いをがんばるところに道が開かれる。命の問題、希望とは何かを繰り返し考えて来た。人生かけて原発時代を終わらせることが希望だ」と訴えた。
 動労水戸副委員長の国分勝之さんは、原発事故が生み出している避難住民と避難先住民の分断・対立のリアルな状況を怒りをもって示した上で、帰還強制のためのJR竜田延伸を阻止する動労水戸の闘いが、仮設住宅に住む人びとと結びつき、楢葉町の帰町宣言を阻止したと報告。「ストライキが心に届く。労働組合は遠い存在ではなく、身近な存在になれる。住民みんなの軸になれる」と、闘いの中でつかんだ教訓を提起して11・2集会への結集を訴えた。
 集会のまとめを百万人署名運動青森県連絡会の中道雅史代表が行い、「来年夏までの闘いを重大な決戦として闘おう」と訴えた。
 集会には地区労組を中心に101人が結集。青年労働者が多数参加し、最後まで話に聞き入った。
 地区の仲間は集会に先立ち、「動労総連合を全国へ!」の闘いの本格的着手を決意。JRの青年労働者と結合しようとJR職場へのビラまきに決起した。(動労千葉を支援する会・S)

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