青年労働者への不当弾圧許すな! 千葉県警徹底弾劾に決起!
許し難い労働運動弾圧が行われている。千葉県警は、4月12日早朝、ちば合同労組の組合員A君を「電磁的公正証書原本不実記録・同共用」をもってデッチ上げ不当逮捕した。千葉県警は、「(A君が)転居先に住む意志がないのに虚偽の住所を記した転居届を提出し、住民基本台帳に記録させた」などと、勝手に決めつけている。ふざけるな!
このA君不当逮捕に対する労働者人民の怒りが大爆発し、4月15日には、A君が拘束されている千葉中央警察署に、ちば合同労組青年部を先頭に千葉県内や東京各地から40人が結集して、千葉県警弾劾闘争が闘われた(写真)。
この弾圧は、A君が2千万青年労働者の先頭で、非正規職撤廃・偽装請負弾劾を闘ってきたことに対する労働運動弾圧だ。A君は、3年前に偽装請負を告発して解雇通知を撤回させ、それまでの3ヶ月ごとの契約更新であった雇用形態を「期間の定めのない雇用形態」にさせる大勝利をかちとった。職場にちば合同労組の分会をつくり、資本との団体交渉を積み重ね、日常的な職場闘争で職場に団結をつくりだしてきた。今回の不当逮捕も、春闘団交の1週間前に強行されたのだ。こんな労働運動弾圧が許せるか! 逮捕というなら、福島原発大事故で、放射性物質を世界中にばらまいて被曝させた東京電力社長などこそ逮捕されるべきだ。ところが奴らは逆に、警察に保護されて、何の責任もとらずにのうのうと生きているではないか!
千葉中央署前で、A君と同じ職場で働く合同労組の仲間は、「A君聞こえますか? 職場のみんなも早く出てくるといいねって言って待ってるよ!」「A君は全然悪い事なんかしてない。完黙貫いて胸張って戻ってきて!」と感動的なアピールを発した。A君を不当逮捕した警察権力が目の前にいる。青年労働者が次々とマイクを握って、警察権力を断罪した。「精一杯生きようとしている青年を弾圧するのがあなた達の仕事なのか!」「労働運動を目の敵にしてるんだろうけど、そんな問題じゃない。人としてやってはいけない事だ!」「不当な弾圧には、団結の拡大をもってお返しする!」
青年労働者の怒りに、千葉県警は門を閉じ、恐怖におびえるだけだ。「署長出てこい!」の怒りの声に、あわてて出てきたのが警備課長。抗議文を受け取ると、逃げるように建物に消えていった。正義はA君にある! 全労働者の怒りでA君を奪還しよう!
A君は、断固として完全黙秘・非転向を貫いて闘っている。4月20日が勾留期限だ。勾留延長など絶対に許さず、A君を奪還しよう。4月20日(金)午前10時から千葉地裁で行われる勾留理由開示公判(9時30分結集)に大結集しよう。(H)
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