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生きていける賃金よこせ 動労千葉、CTSに春闘第3波闘争

CTS本社前で動労千葉は超低賃金と鴨川検査派出廃止が示した安全破壊に怒りの声を上げた(4月1日 千葉市)

25春闘第1波闘争として3月14、15日のストライキを貫徹した動労千葉は、第2波闘争をJR貨物による千葉機関区廃止―派出化阻止の闘いとして構え、第3波闘争として4月1日夕方、CTS(千葉鉄道サービス)本社前での行動に立った。
動労千葉はCTSに、正社員の月例賃金を5万円引き上げ、契約社員・パート社員の時給を直ちに一律1500円にすることを求めている。CTSが賃金回答を出すとした4月2日を翌日に控え、CTS本社前で動労千葉は「満額回答以外の回答は認められない」と声を上げた。
CTSは3月15日のJRダイヤ改定に際し、鴨川検査派出の廃止を強行した。動労千葉組合員が現に働いている職場をなくし、列車の安全運行を損なうこの攻撃に、動労千葉は「派出廃止を撤回しろ」と怒りをたぎらせた。
真冬並みの寒さと大雨が降りしきる中、CTS本社前での集会が始まった。

業務の外注化を直ちにやめろ!
渡辺剛史書記長が鴨川検査派出の廃止を弾劾した。廃止はJR東日本が車両の入れ換え業務のCTSへの委託をやめたことを口実に行われた。その業務は運転士に押し付けられている。JRから天下りしたCTSの幹部は、労働者の雇用や賃金についても、鉄道業務についても、何の責任も取らない。渡辺書記長はその現実を指摘して、「外注化・業務融合化を直ちにやめろ」と声を強めた。
CTSで働く北村武執行委員が、人員不足で疲弊する現場の状況を暴露した。CTSでは労働者が次々に退職し、募集しても人が集まらない。賃金があまりに低いからだ。さらにCTSは、赤字を口実に賃金を一層抑え込もうとしている。だがその赤字も、JR東日本が意図的につくり出したものだ。コロナ禍以降、JR東日本は子会社に10%のコストカットを強い、それはすべて低賃金として労働者に転嫁されてきた。そこに戦時インフレが襲いかかったのだ。北村執行委員は「生きていける賃金をよこせ」と声を張り上げた。
24年度3700億円と見込まれるJR東日本の連結営業利益は、子会社の労働者に低賃金を強制してつくられたものだ。この搾取構造は、日産やトヨタで発覚した下請け法違反と同じだ。北村執行委員は「下請け会社から労働者の反乱を起こすしかない」と力説し、「組織を拡大し団結をつくって職場と社会を変革しよう」と呼びかけた。
続いてCTSで働く組合員が、賃上げは切実な要求だと訴えた。深刻な欠員状態にもかかわらず65歳以降の雇用延長を拒まれた組合員は、この攻撃を許さず闘う意思を表した。
動労千葉を支援する会は、東北新幹線の車両切り離し事故が示したJRの安全破壊を弾劾し、動労神奈川の桑原豪臣委員長も自身に強いられている低賃金への怒りを語り動労千葉と共に闘う決意を表明した。
行動をまとめた関道利委員長は、インフレが激化する中、労働者に低賃金を強い続けるCTSに改めて怒りを突き付けた。また、自衛隊の統合作戦司令部が3月24日に発足したことに言及し、中国侵略戦争阻止へ闘うことを訴えた。さらに、資本と一体となって30年以上も賃金を抑え続けてきた連合を弾劾した。今春闘で大手企業では「満額回答」が続出したと言われるが、それは連合の要求があまりに低いからだ。関委員長は、「生きさせろ」を掲げて今春闘を最後まで闘い、労働組合の力を取り戻そうと呼びかけた。
25春闘で労働組合を自ら崩壊させる連合の屈服は一層進んだ。動労千葉はこれに抗し、「労組なき社会」化の先頭に立つJR資本の足元で春闘を実力で闘っている。ここを起点に、戦争阻止の階級的労働運動をよみがえらせよう。

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