動労西日本広島支部が09春闘第一波ストに決起
動労西日本広島支部は、3月14日、岡山駅を拠点に、契約社員の正社員化の要求を掲げて09春闘ストライキを闘った。スト突入集会には約40人の仲間が駆けつけ、闘う決意を固めた。大江支部長の挨拶の後、ストに決起した契約社員の青年労働者がストライキ宣言を発し、労働者を使い捨てにするJR西日本会社へ怒りをたたきつけた。
動労西日本広島支部は、契約社員の無条件正社員化を求め、また、5年で雇い止めの現制度を改めて希望する者は引き続き働くことができるように要求している。このストライキに、JR西日本当局は岡山支社あげての厳戒態勢をしき、ストの圧殺をもくろんだ。また、御用組合である西労組=JR連合は、動労西日本の職場でのビラまきへの妨害を繰り返した。岡山駅の営業職場には約110人の労働者が働いているが、そのうち約40人が不安定雇用の契約社員である。時給1000円~1025円。1年ごとの契約更新で5年で雇い止め。3年たてば正社員への採用試験を受験できるが、その採否の基準は不透明。ゴマすり、コネが横行している。この契約社員の怒りが爆発したのが3・14岡山駅ストであった。
スト突入集会には、元衆議院議員の矢山有作さんを始め、自治体労働者、郵政労働者、マスカットユニオンの青年労働者、そして岡山大学、広島大学の学生も駆けつけ、激励のアピールが行われた。このストライキには、動労千葉・田中委員長及び国労5・27臨大闘争弾圧被告団・富田団長からのメッセージが寄せられた。
生きさせろ!ゼネストへ、動労千葉の3・17~19=72時間ストと連帯して闘おう!3・20東京・渋谷デモへ! 4・25尼崎事故4周年弾劾現地闘争に結集しよう!(T・U)
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