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東京西部支援する会 11月集会に向け総会 動労千葉と決意ともにし

20150828d-1.JPG 国鉄解雇撤回10万筆署名達成、安保法制をめぐる攻防と一体の6・30上告棄却決定の情勢下、動労千葉を支援する会・東京西部は8月25日、新たな闘いへの決意を固め11月労働者集会に向かって総会を開催した。
 動労千葉を支援する会の山本弘行事務局長が特別報告を行った。山本さんは10万筆署名の力で高裁判決を確定させたと熱く語った。「不記載基準そのものが不当労働行為意思のもとに策定されたと確定した。すごいことだ。『意思』という言葉が入り、不当労働行為をより強調している。これを反撃の橋頭堡(きょうとうほ)に、解雇撤回は新段階に入った」と自信をもって報告した。

 山本さんは動労千葉争議団の高石さんの「死ぬまで解雇撤回を貫く」、中村さんの「すべての人の悔しさを」という不屈の発言を紹介した。そして、03年3・20イラク戦争突入という歴史の分水嶺に、動労千葉が全世界の労働者と連帯して4日間・90時間の渾身(こんしん)のストで闘ったことを、当時の『日刊動労千葉』を見せながら明らかにし、9〜11月決戦に全力で立とうと力を込めて訴えた。
 次に支援する会・東京西部の事務局長が基調を提起した。会費納入、会報配布、物販、組合・職場にこだわった10万筆署名などの地道な活動をとおして国鉄闘争・外注化問題が深化したと総括し、動労総連合・東京建設と会員拡大の先頭に立ち、10・3東京西部国鉄集会を11・1労働者集会への総決起集会として、支援する会が全力で取り組むことを確認した。
 国鉄闘争全国運動・杉並の北島邦彦代表や東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会など、各会員の積極的な討論が行われた。「職場で最初にやったのは物販。仲間の階級性が養われ署名につながった」(清掃労働者)。「職場で会員が7人になった」(西部ユニオンの会員)。「人事評価・労働強化・非正規化につながる業務チェック表に現場で怒りが噴出している。今日も会員は闘争中」(自治体労働者)。JRの電車区やグリーンスタッフへのビラ入れの報告も続いた。
 最後に運営委員が「上告棄却を打ち破り闘う動労千葉の決意をともにし、10・3国鉄集会をかちとろう」とまとめた。(動労千葉を支援する会・東京西部代表/伊藤登美子)

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