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2・12九州国鉄集会 動労総連合・九州の羽廣憲委員長が基調講演

20170214b-1.jpg 2・12九州国鉄集会 動労総連合・九州の羽廣憲委員長が基調講演
 2月12日、福岡県久留米市の「えーるピア久留米」において、「労働者の団結で社会を変えよう!2・12国鉄集会」が開催されました。
 集会は冒頭に韓国・民主労総ゼネストの記録DVD「勝利に向かって」が上映されました。続いて、国鉄闘争全国運動・九州の竹内良夫代表、国鉄闘争全国運動・手嶋浩一全国世話人からの主催者あいさつと、NAZEN、婦民福岡県支部、狭山闘争、星野闘争、虹ヶ丘学園労組などからの連帯アピールがおこなわれました。
 そして「国鉄分割・民営化から30年!闘いはやまず!1047名解雇撤回!動労総連合を全国へ!」と題して、動労総連合・九州の羽廣憲委員長から基調講演がおこなわれました。

20170214b-3.jpg 羽廣さんから「分割民営化から30年、あの時解雇された怒りは消えることも、褪(あ)せることもない。」「90年4月の二度目の解雇、00年の4党合意、10年の4・9政治和解などあらゆる攻撃がかけられ、その度に保証人や仲人、親族から『考えは分かるが生活が先だ』と闘いの旗を降ろすように言われ続けた。しかし私たちは『金で解決することはない。元の職場に帰る以外の決着はない』と言い切って、4党合意を現場からひっくり返し、5・27国労臨時大会弾圧を打ち破って闘いぬいてきた」「国労原告団で闘ってきたわれわれが国労の看板を外すと決断するのは大変だったが、今の社会に通用するには解雇撤回だけ言ってればいいということではない、闘うために動労総連合へ結集しようと一致を勝ち取り、昨年2月動労総連合九州を結成した」。
 「非正規職、過労死があふれかえるような社会は絶対に間違っている。労働者は死んではならない。団結を求めて生きよう。その中で社会を変えよう」「先ごろ、JR東労組ははじめてスト権投票を実施したが、結果を公表すらできず、臨時大会をやるなどと言い出している。現場の青年労働者は『どうせやらないストのための投票なんか意味ない』と見限っている。形(なり)の大きさではなく、本物か否かが問われる時代だし、労働者はそれを見抜く力をもっている。本物であるために解雇撤回の闘いを続けてきた」「今こそ、JRの中で不屈に働く労働者と団結し、JR体制をぶっ潰(つぶ)したい。私たちの闘い方次第でそれは可能だ」「民営化は、誰も現場に責任をとらない、労働者を金もうけの道具にするだけのものだ。民営化こそ悪だとハッキリさせる中で全ての人は立ち上がる。その先頭に私たちは立っていきたい」と熱烈な訴えが行われた。
 講演に続き、国鉄闘争全国運動事務局、ス労自主、レイバーユニオン福岡から闘いの決意が述べられました。
 集会の最後に、動労総連合・九州の石崎義徳執行委員から「みなさんの発言を聞いて、私たちが原則的に闘うことが、皆さんの力になるという事に確信をもちました。動労総連合を通じて、皆さんと共に闘っていきたい。『行き詰まる資本主義』の時代を自覚し、これを変える闘いを続けていきましょう」とまとめの発言をおこない、団結ガンバローで集会は締めくくられました。

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