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8・28官邸・国会前行動 〝この場に10万人集まる〟 川内再稼働と戦争法案に怒り

20150904b-1.JPG 8月28日午後6時30分から、反原発金曜行動が首相官邸前と国会前で闘われた。川内原発が再稼働後わずか10日で起こした事故と、戦争法案を強行する安倍政権への怒りの声があふれた。
 いつも発言する男性は「川内原発の復水器の配管穴あき事故の原因はいまだ特定されていない。30年を超えた法令違反の原発は動かしてはならない。私たちはあさって、この場に10万人、数十万人を集めて君たちに抗議に来る。覚悟して待ちなさい」と述べた。

 女性は「本日、宮城県の最終処分場予定地で、住民が座り込んで国の調査を拒否しました。経産省は核燃料サイクルの維持を図っていますが、世界的にすべて失敗しているのが現状です。このような原子力政策を今すぐやめてください」と鋭く批判した。
 いつも発言する女性は「福島で8月に3人の作業員の方が亡くなりました。福島ではみんな放射能を浴びながら作業をしています。 被曝労働をもたらすのが原発です」と弾劾した。
 石川県から来た男性は「昔、能登半島の先端、珠洲(すず)市では関西電力、中部電力、北陸電力の3電力会社による珠洲原発計画がありました。私たちはこれをつぶしました。石川県にはまだ志賀原発が残っています。規制委の有識者会合では先般、専門家4人がそろって活断層の可能性は否定できないとまとまった。それなのに北陸電力はまだ再稼働をあきらめていない。志賀原発をなんとしても止めていきたい」と語った。(K)

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