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金沢で9・27北陸国鉄集会 動労水戸・辻川慎一副委員長が講演

20151001d-1.JPG 9月27日、金沢市の石川県文教会館で北陸国鉄集会を開催しました。安倍政権の戦争法強行成立という情勢の中で開催された決定的集会となりました。
 今回の集会は、準備の段階で獲得目標を地区で論議しはっきりさせて臨みました。9月安保国会決戦を全力で闘った中からつかみとった教訓とは何だったのか。国会前において全学連や労組交流センターを先頭にしてシールズら体制内勢力の大反動との闘いではっきりしたことは、戦争を絶対に阻止しようと国会前に結集してきた労働者階級や学生に本当に責任を取りきる勢力として、私たち階級的労働運動派が飛躍しようということでした。そして、戦争に対してストライキで闘う労働組合をつくることです。動労総連合建設の決定的意義を、9月の闘いの総括としてはっきりさせました。9月決戦は安保国会決戦であったと同時に、最大の国鉄決戦であったということです。

 動労水戸の辻川慎一副委員長が講演し、動労水戸の闘いの教訓を提起しました。国鉄分割・民営化に対して動労水戸を結成して闘い、職場に復帰した教訓や、とりわけ3・11大震災と原発事故以来の被曝労働拒否を貫いてきた闘いの意義を語ってくれました。
 「解雇撤回の闘いは、撤回できたかできなかったかだけの成果の問題ではない。人間的団結を取り戻す闘いだ。労働者はどんなに厳しくても、団結を守り抜いた時に敵が崩れる」「被曝労働拒否の闘いは、3・11と真っ向から闘うものだった。何のために国鉄労働運動をやってきたのかが問われた」と語り、国鉄労働運動のもっている決定的な意義と、労働者はいかにして団結し闘うのか、という労働者観を熱く提起しました。
 さらに、警察権力やシールズ防衛隊と激突してかちとられた9・13国会闘争の意義を明らかにし、「戦争を阻止するには、国鉄決戦を基軸にゼネストで闘うこと、そして韓国・民主労総をはじめとした国際連帯の力で戦争をとめよう」と訴えました。
 全学連の仲間が安保国会決戦を報告しました。そして、動労西日本の仲間からは、「戦争をはじめ、すべての攻撃と闘うのが国鉄決戦だ。職場を基礎にして闘い、社会の主人公として誇りを持って闘おう。神奈川、新潟、福島と動労総連合が拡大している。動労総連合を全国に組織していく時代に入った。やればできる時代だ」と、北陸における動労総連合建設の展望を熱くアピールしました。
 集会には青年労働者・学生をはじめ、幅広い層から20人が結集しました。集会を通じて、参加者一人ひとりが団結し高揚する良い集会になったと思います。また、地区で闘いを組織していく課題もはっきりしました。闘いはこれからです。地区の団結を固め拡大し、北陸でも動労総連合建設=動労西日本建設に向けて闘います。
(北陸・郵政労働者K)

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