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団結街道裁判で成田市を徹底追及

s20151214a-1.JPG 12月11日、千葉地裁民事第3部(廣谷章雄裁判長)で、団結街道裁判の弁論が開かれた。三里塚芝山連合空港反対同盟、顧問弁護団、支援の労働者学生は、この日も一丸となって闘った。
 成田市は2010年6月、天神峰の市東孝雄さんが日常的に営農で使っていた団結街道を、夜陰に乗じて暴力的に封鎖・廃止し、その土地を成田空港会社(NAA)に格安で売り飛ばした。日常的に営農に利用されている道路を一方的に廃止するとは、前代未聞の暴挙だ。市は「代替道路を整備したから廃道の要件は満たした」などと居直っているが、市東さんは南台の畑に通うために、団結街道封鎖後、3倍もの道のりの「代替道路」往復を強制されている。絶対に許せない。だが回を重ねるごとに、被告・成田市の主張は矛盾・破綻を深めている。

s20151214a-2.JPG今回成田市が提出した書面によれば、「市議会が〈廃道〉を議決した10年3月16日には”実質的に”廃道要件を充足していた。その後19日に廃止認定の告示や機能補償道路(代替道路と市東さんの畑の接続部分)の覚書を市長とNAAが締結したことで、”形式的に”廃道要件は満たされた」というのだ。そして、市議会の議決は形式的要件に過ぎないので、「先にやっても問題ない」と居直った。
 市の説明は、「実質」「形式」の概念をもてあそぶ自家中毒に陥り、これまでの主張とも食い違いボロボロだ。
 弁護団は数点にわたり強く釈明を求めたが、市の代理人弁護士は、「次回までに書面で」と逃げを打った。また、自分たちの違法性を隠すために「証人調べは必要ない」という意見書を出した市とNAAを、弁護団は弾劾した。
 次回期日を3月1日として閉廷した。
 地裁向かいの千葉県弁護士会館で、伊藤信晴さんの司会で報告集会が開かれた。葉山岳夫弁護士を始め弁護団が法廷での応酬を解説し、最初から結論ありきで進められた団結街道廃道攻撃と、それを居直る被告らの無責任でずさんな主張を弾劾した。質疑応答に加え、支援連の仲間からは沖縄・辺野古現地での闘いの報告がされた。
 集会後に反対同盟と支援連は、千葉市繁華街に繰り出し、最高裁に向けた農地取り上げ反対の緊急5万人署名の情宣活動を行った。突風が吹き荒れるあいにくの条件だったが、年内1万筆達成の目標へ向けた「農地死守、安倍政権打倒」の必死の訴えに、多くの労働者市民が足を止め、ペンを取った。(TN)

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