三里塚反対同盟が15日間決戦を宣言―2・5天神峰現地闘争へ
三里塚芝山連合空港反対同盟は、2・5天神峰現地集会までを「15日間決戦」として闘い抜くことを宣言した。
1月22日、反対同盟の第114回周辺一斉行動の朝の意思一致で東峰の萩原富夫さんは、「2・5までを15日決戦として構え、あらためて現地への結集を呼びかけ、集中して強制執行と闘いぬく」と提起した。
授権決定に対する執行抗告棄却(11日)と成田空港会社=NAAの最後通告(16日)以降、天神峰の市東孝雄さん宅目の前にある警察・機動隊宿舎(前線指揮所)では、空港本体と直接行き来する新ゲートの設置工事が行われ、強制執行へ向けた具体的準備が進められている。絶対に許すことはできない!
厳寒の中で、天神峰現地では座り込み、泊まり込み、深夜・未明の巡回・監視が続けられている。市東さんは日々の営農を続けることで「農地死守」の不屈の闘魂を体現し、国家権力とNAAを圧倒している。
三里塚は、軍事空港と戦争国家化を阻止する闘いの攻防点であり、労農連帯の砦だ。全国の仲間たちの力が今あらためて求められている。
天神峰に駆けつけ、座り込み、泊まり込みに参加しよう。可能なら一日でも半日でも、権力との対峙戦をともに担おう。
農地強奪を許すな! 2・5現地闘争に決起しよう!
スケジュール
◎天神峰カフェ 1月29日(日)正午 市東さん宅離れ集合
◎2・5天神峰現地闘争 2月5日(日)午後1時 市東さん宅中庭集合 集会後、空港へ向けてデモ
◎空港拡張差し止め裁判(旧称、第3誘導路裁判)3月3日(金)午前10時30分開廷 千葉地裁
◎3月26日(日)芝山町での集会
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