山梨で春闘集会、労働法制大改悪と対決
3月19日、山梨で春闘集会が行われた。山梨合同労組の司会者あいさつ、主催者あいさつの後『前進』編集局の大迫達志さんから「労働法制大改悪との闘い」と題する講演が行われ、質疑、全員の発言で2時間半の集会がかちとられた。
大迫さんは「戦争か革命か」が問われる時代、安倍の戦争・改憲と一体で労働法制の大改悪があることを鮮明にし、新自由主義は富の源泉である労働人口の減少を解決できず命脈が尽きていると提起。労働者派遣法、労働契約法による18年全員解雇との2年間決戦が始まっており、不当解雇の金銭解決、同一労働同一賃金などいずれも総非正規職化攻撃であり、団結破壊・労働組合つぶしに核心がある。動労千葉がCTSの4月就業規則改悪を労働者の怒りを組織して阻止したように、労働組合の職場の闘いが一切を決していく、「闘えば勝てる」と強調した。
参加者からは、山梨では正規職の求人がほとんどないことや、友人の障害者がフルタイムで働かされ始めていることが語られた。「保育園落ちた日本死ね」に示されるように怒りは充満している。「社共、連合の屈服・裏切りの中でわれわれの闘いは注目されている。今こそ腹をくくって闘いに立ちあがろう」「動労総連合と合同労組建設を推し進めよう」と全員で確認した。(山梨・松原一郎)
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