北海道、団結強めた第5回札幌総行動
5月17日、「国鉄労働者の解雇撤回」などを掲げ、前回を上回る延べ70数名の参加で5回目の札幌総行動が行われました。晴天に恵まれ、デモでは大通公園からシュプレヒコールに応じる人が何人もいました。 国労闘争団は稚内、音威子府や美幌、紋別などの遠方を含めて30名以上が参加し、4月29日に24時間ストを打ち抜いたタクシー労働者は職場から20名以上が合流しました。北教組や自治労の組合員、「障がい者」と作業所の労働者、裁判員制度と闘う弁護士、星野文昭さんの兄・治男さんら救う会の参加もありました。
(写真は北海道交運本社前での総決起集会)
今回は北海道労組交流センターが旗を立てて初参加し、タクシー労働者のストライキと連帯して職場闘争を闘う決意を込め、「労働運動の力で革命を」「国際連帯の力でサミット粉砕を」を訴えたことが決定的だったと思います。
私は動労千葉を支援する会会員として個人参加しましたが、交流会ではライフサイクル阻止の動労千葉ストライキが国鉄闘争の新たな展望を切り開こうとしていることを紹介できました。行動の過程で、ライフサイクル問題について闘争団では余り知られていないことが分かりましたが、闘争団員から「国鉄闘争は、やっぱりJR資本との闘いが重要」「北海道本社に対して抗議行動をしたい」との声を聞きました。
札幌総行動は、北海道の労働者の階級的団結を強化していく上で重要な水路です。今回はサミット粉砕決戦を、労働者の国際連帯と階級的労働運動を推進する立場から呼びかけていく上でも一つの契機になったと思います。4大産別決戦、青年労働者の決起としての発展をかちとり、サミット決戦へがんばろうと思います。(北海道 J・S)
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