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新潟で国鉄集会 17春闘ストで安倍を倒すぞ

20170218a-1.JPG 2月12日、新潟市の関屋公民館で、「国鉄1047名解雇撤回!JRの分社化・転籍絶対反対!『働き方改革』による総非正規職化粉砕!17春闘勝利!2・12労働者集会」が50人の結集で開催された。
 冒頭主催者挨拶として、動労総連合・新潟の星野文男委員長は、韓国の昨年から今年にかけての闘いは革命の扉を開いたものであり、韓国の労働者階級が今問われている課題は、日本の労働者階級にとっても共通のものとなっていること、そしてJR東日本が今やろうとしている外注化は、次元を異にした分社化と転籍攻撃をはらんでおり、第二の分割民営化攻撃に反撃する国鉄闘争支援陣形をつくりだすべく、県内の労働組合への働きかけを行っている中で、民間産別からの国鉄新署名への協力の動きなど、新潟の地で階級の怒りの扉を開きつつある情勢に突入していることを紹介した。

 特別報告として、NAZENさいたまから、「白タク」デッチあげ弾圧に対して、福島からの避難者や地域の労働者住民とともに闘い抜き、21日間の拘留からの奪還を勝ち取った勝利報告を受けた。この中で、4月自主避難支援打ち切り後の福島と力強く結合してゆく意義が示された。
 連帯挨拶として、NAZEN新潟より、反原発の最先頭で闘い、動労水戸のように、地域で被曝労働拒否の労働組合のネットワークを組織しようと呼びかけられた。また、昨年末に結成された全国農民会議小千谷支部からは、安倍政権の下で企業が農業に参入し、農業破壊の現実に地域の怒りがあふれている中で、労農連帯の力で安倍を打倒する歴史的な分岐をつくる重要性を訴えた。
 動労総連合・新潟の杉野彰書記長より基調提起がなされ、JR東日本と東労組結託体制が崩壊する事態になる中で、現場労働者や利用者の安全崩壊が民営化後30年で加速度的に進んでいる状況に対してJRで闘う団結が求められており、3月ストで職場の怒りに火をつけ、動労総連合の組織拡大を実現しようと呼びかけた。
 NTS(JR新潟鉄道サービス)解雇撤回闘争の当事者である八代和幸闘争委員からは、闘う労働組合の組織拡大を恐れたなかで、JR東日本とNTSが一体となっての不当解雇であり、地労委闘争と門前闘争、地域の労働組合へも呼びかけ、JR東日本の責任を社会的に追及して行く決意が述べられた。新潟地域一般労組は、委員長の職場で27年間に及ぶ出向に対して正規化を要求して3月ストライキで闘う決意を表明した。あわせて、中条分会が郵便職場で不当配転・超勤に絶対反対でともに闘っていることを報告した。
 また、長野の千曲ユニオンからは、新幹線開業にともない信越線が第三セクター化され、地方崩壊が加速している現状を紹介し、JR職場への日常的な働きかけをもっと前進させ、長野の地に動労総連合の建設をなんとしても実現させたいと訴えた。
 その後、同集会会場で交流会をおこない、JR職場の労働者と交流を深めるためにどのように呼びかけてゆくべきか、そして昨年訪韓闘争参加者から、韓国の労働者がなぜ開放的に闘えるのかについて、参加者が自由闊達(かったつ)に討議を行い、春闘情勢を一人ひとりがきり開いてゆくことを互いに確認した。 (民間労働者・A)

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