1. HOME
  2. ブログ
  3. 3月17日、動労西日本 広島でスト貫徹

3月17日、動労西日本 広島でスト貫徹

20140320b-1.jpg 動労西日本は3月17日、JR西日本広島支社構内にある広島印刷事業所と山陽本線・五日市駅を拠点に14春闘ストに立った。大阪から中西剛副委員長、岡山から山田和弘書記長が駆けつけ、行動をともにした。
 午後3時、広島印刷事業所でストに突入した岡崎昭夫組合員を支援の仲間が出迎えて、広島支社正門前で集会が始まった。司会は山田書記長が担った。JR西日本の人事課がこそこそと監視に来ていたが、そんな威圧を吹き飛ばす勢いで岡崎組合員がスト突入宣言を発した。

20140320b-2.jpg 「ストライキで闘うのが労働組合だ。過労死・超長時間労働・低賃金の攻撃を粉砕するため、14春闘をストライキで闘う。攻撃の出発点は国鉄分割・民営化だった。安倍政権は、大資本の生き残りのためにさらなる雇用破壊、すべての労働者の非正規職化に踏み込もうとしている。『もう決まったことだから仕方がない』とあきらめを組織し、現場が闘いに立ち上がることを抑えつけている労働組合指導部と決別し、われわれとともに闘おう!」
 参加者は「山田書記長の解雇を撤回しろ!」「中西副委員長の労災を認定しろ!」と広島支社にシュプレヒコールをたたきつけた。
 午後6時には、五日市駅でストに突入した大江照己委員長を出迎え、同駅前で集会を行った。JRの管理職20人と私服刑事10人が行動を監視したが、結集した仲間の団結は彼らを圧倒した。
 大江委員長がストライキ宣言を発し、「安全崩壊はJR北海道だけではない。JR西日本でも踏切事故や駅での転落事故、保線・電気・信号での事故が多発している。動労西日本は駅の安全闘争に取り組み、昨年、可部線の安芸長束駅に遮断機を設置させた。闘えば勝てる!」と訴えた。
 国鉄闘争全国運動関西準備会の一員である国労近畿地本の富田益行さんから次のようなメッセージが寄せられた。「JR西日本はたった500円のベアで今14春闘に回答してきた。最大労組の西労組も、国労本部にストライキ要請した国労西日本も屈服した。国鉄闘争全国運動に結集する関西生コン、港合同、動労西日本のみが、力関係で賃金をもぎり取る原則的な闘いを展開している」「反合理化・運転保安闘争路線でJR体制を打倒するチャンスが来た。4・19尼崎闘争にJRの闘う青年労働者を登場させよう」
 広島連帯ユニオン草津病院支部がアピールし、岡山から駆けつけた仲間は「今の社会そのものを労働者の闘いで変えていこう」と熱烈に訴えた。広島連帯ユニオンは、組合員に対する不当解雇攻撃に対し、組合の団結で闘い解雇撤回をかちとったと報告した。高陽第一診療所労組は、合理化反対・安全確保でともに闘うと決意を述た。さらに、西副委員長が尼崎事故とJRへの怒りを表明し、闘う決意をきっぱりと述べた。
 3月18日早朝には、JR貨物の15年連続のベアゼロ攻撃に対する抗議行動を山田書記長を先頭に闘いぬいた。JR貨物・広島車両所の正門前に登場した動労西日本と動労千葉を支援する会・広島は、「JR貨物の賃下げ攻撃粉砕!」の横断幕を掲げ、「ともに動労西日本に結集して闘おう」と呼びかけた。(広島・U)

写真上は17日のストライキ行動
  下は18日のJR貨物への行動

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択