11・5大結集へ各地で決起 仙台 80人が市内をデモ 労働運動の主流派へ
10月22日、朝鮮戦争参戦・改憲を許すのか否かをかけた衆議院選挙の投票日、私たちは「戦争・改憲に突き進む安倍を監獄へ!」を掲げ、80人の結集で集会と仙台市内デモをかちとりました。
東京8区で立候補した斎藤いくま候補の一体となって、「トランプと安倍の朝鮮侵略戦争をゼネストと日米韓労働者階級の国際連帯で止めよう!朝鮮戦争参戦のための憲法改悪を阻止しよう!」のシュプレヒコールが仙台市内の繁華街に響き渡りました。
デモに先立つ集会で、動労福島・橋本光一委員長は次のように訴えました。
「衆議院選挙によって改憲推進勢力が3分の2を占める情勢が始まる。しかし、改憲をめぐる支配階級内部の激突が希望の党の登場と民進党の崩壊を生み出した。連合を丸ごと改憲勢力として動員する支配階級の路線は崩壊した。戦争・改憲をめぐる連合の崩壊情勢こそ、階級的労働運動派が多くの労働者、労働組合を獲得して主流派となり、新しい労働者党を建設してゆく情勢の始まりだ。11・5日比谷集会ー銀座一万人デモに総決起しよう」と訴えました。
特別報告に立った動労水戸の仲間は、前日21日にJR東日本の冨田社長が登場した常磐線富岡駅開通記念式典を直近で粉砕した闘争の熱気を集会に持ち込みました。「福島第一原発事故は何も収束していない! 高線量地帯に帰還を強制し、被曝を強制する安倍とJR東日本を許さない!」という訴えに路線バスの労働者や乗客が次々とこぶしを突き上げ、エールを送っていたという報告は感動を呼び起こしました。
ふくしま共同診療所・杉井吉彦医師、動労総連合1047協議会の特別報告に続き、次々と戦闘的発言が行われました。3・11実行委員会は「衆院選初日、安倍は福島で第一声をあげました。しかし、市街地から遠く離れ、人ひとりいない田んぼの真ん中です。道路を封鎖して、検問態勢を敷いて自民党員だけをかき集めた。フクシマの怒りを一番恐怖しているのは安倍だ。ここに安倍政権最大の破綻点があります」と11・5から3・11へ総決起を訴えました。
全金本山労組の仲間は「私は投票用紙に『安倍は地獄へ行け!』と書いてから集会に来ました。1人の首切りも許さない闘いは、職場から戦争反対、反原発を闘う路線だ」と訴えました。仙台市職労の仲間は「社会福祉協議会支部の仲間が2018年3月に解雇を通告されています。私はその当該です。非正規450万人解雇と闘うために闘います」と戦闘宣言を発しました。
星野文昭さんを救う会の仲間は「僕は星野さんの友人です。友人たちの思いを集めて直ちに星野さんを奪還したい」と決意を表明しました。東北大学学生自治会は「斎藤いくま候補の訴えに、首都圏の学生、全国の高校生が反応し始めた。青年、学生が革命の先頭を切り開く時代が到来した」と訴えました。
郡山総合車両センターを軸に安倍打倒、被曝労働拒否、ゼネストの拠点を職場、地域に建設し、11・5全国労働者集会へ総決起する決意を固めました。(JP労組仙南支部角田分会・神田広猛)
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