1. HOME
  2. ブログ
  3. 動労総連合北陸を結成 「青年とともに闘える組合を北陸の地に」と宣言

動労総連合北陸を結成 「青年とともに闘える組合を北陸の地に」と宣言

20160407b-1.jpg 4月3日、動労総連合北陸の結成大会が金沢市で開かれた。
 司会が、「今大会は米韓合同軍事演習と北朝鮮の対抗がエスカレートし、朝鮮侵略戦争前夜情勢のただ中で開催されている。戦争と労働法制改悪に突き進む安倍政権下で、京大反戦スト弾圧を粉砕し、CTSの就業規則改悪を阻止する歴史的な反撃が開始された。動労総連合の闘いは国鉄闘争を再生し、日本の労働運動の復権を切り開く。今こそ全国の仲間に学び、青年労働者の結集を呼びかけ、青年とともに闘える組合を北陸の地に結成する」と開会を宣言した。

全組合員が登壇して自己紹介をした後、組合規約、運動方針、動労総連合への加盟、組合費に関する四つの議案が提起され、討論の上、満場一致で採択された。出口威委員長以下の役員体制を確立し、動労総連合北陸の結成がかちとられた。
 かつて動労西日本の委員長も務めた出口委員長は、「動労総連合建設は時代の要請だ。北陸に闘う労働組合の旗を立て、多くの人が結集できる組合へ前進する」と決意を語った。元国労の組合員は、「労働者が仕事への誇りを奪われている。動労総連合は労働者が誇りを取り戻し、戦争を止めることができる組合。動労総連合北陸を大きく発展させる」と発言した。
 運動方針案では国鉄解雇撤回の新署名の推進を始めとする七つの方針が提起され、とりわけ現在係争中のJR貨物の下請け会社・富山通運による労働者の解雇を撤回させる闘いに全力で取り組むことが打ち出された。この方針は討論の中でさらに深められ、青年労働者の結集軸となる闘いとして鮮明に掲げていくことを確認した。
 来賓としてあいさつした動労西日本の山田和広書記長は、「動労総連合北陸の結成は歴史的勝利。北陸の労働運動の歴史を塗り替えるべく飛翔して下さい」と激励し、動労総連合・新潟の杉野彰書記長が3・17ストでの感動的な決起を生き生きと報告した。新潟労組交流センターは、「3・17ストは4職場で同時に闘われ、地域が活性化した」と述べた。
 地元の北陸ユニオン、北陸労組交流センター、郵政の青年労働者、富山大学の学生が発言し、さらに参加者全員が祝福と激励の言葉を述べつつ決意を表明した。この地域の仲間の連帯こそ、動労総連合北陸の結成をかちとった最大の推進力だ。参加者一同で大会宣言を採択し、団結ガンバローのこぶしを突き上げた。
 動労総連合はストの持つ根源的な力・意義を復権させ、労働者が社会の主人公であることを実感させる闘いをつくり出している。これに応え、動労総連合北陸を地域で階級的労働運動を実践する拠点にし、その飛躍をかちとるとともに、自らの職場・地域で階級級的労働運動を実践する決意を全参加者は固めた。
(北陸 B)

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

アーカイブ

月を選択