鈴木たつおに支持続々 6・28 渋谷とJR車両センター前で訴え
6月22日の参院選公示以後、「新しい労働者の政党をつくろう」と訴える鈴木たつお候補の街頭演説が、首都・東京を連日席巻している。安倍政権の意を受けた大手マスコミによる悪意に満ちた「鈴木無視」の攻撃を打ち破り、鈴木候補の怒りに満ちた熱烈な訴えが無数の労働者や学生を引き寄せている。「こういう候補者を待っていた!」「安倍の戦争政治も日本共産党の転向も許せない。鈴木さんに入れます」といった声がどんどん寄せられている。
28日には、鈴木陣営の街宣隊が銀座郵便局やJR東京総合車両センター(旧大井工場)に登場し、夕方からは渋谷駅ハチ公前広場で街頭宣伝を行った。
●ハチ公前広場で注目と共感
若者を始め万余の人びとが往来する渋谷駅ハチ公前広場のど真ん中で、「安倍をたおせ」「非正規職は撤廃!」「オリンピックいらない」「戦争・改憲絶対反対」「ストライキやろう」などのスローガンが書かれたのぼりを林立させ、鈴木陣営の街宣隊が登場した。
「イギリスの『EU離脱』が世界を揺るがしています。これは、80年代のサッチャー政権以来の新自由主義が労働者の生活も福祉も全部破壊してきたことに対する、『もうこんな社会では生きていけない』というイギリス労働者階級の怒りの爆発です。もはや資本主義に未来はありません。今こそ出来合いの一切の政党を吹き飛ばし、新しい労働者の政党をつくろう。そしてこの世の中の仕組みを根本から変える革命に立ち上がろう!」
鈴木候補の力強い訴えに、通りがかった労働者や若者が足を止めて聞き入り、拍手を送る。
鈴木候補に続いて全学連の斎藤郁真委員長が応援演説に立ち、「『労働者に社会を変える力がある』と訴える鈴木さんを国会へ送ろう。そして鈴木さんとともに労働者・学生のストライキでこの社会を変えよう!」とアピールした。
さらに、介護職場で働く女性の青年労働者がマイクを握った。「今ある政党は本当に腐っています。『どうせ誰に投票しても同じだよ』って思う人も多いと思います。でも鈴木さんは違います。闘う労働者と一緒に歩んできた人です。私たち労働者の怒りを、鈴木さんへの一票に託しましょう!」。そして太鼓をたたきながら「参議院選挙は鈴木たつお!」とコールし、圧倒的な注目を集めた。
ハチ公前では、鈴木候補に握手を求める人が何人も現れ、新たな団結がどんどん拡大した。
●動労総連合の労働者と共に
渋谷街宣に先立ち、鈴木候補はJR東京総合車両センター前に登場し、退勤してくる労働者に向けて演説した。
「今、労働者の非正規職化が大問題になっています。安倍は『働き方改革』と称して正規職の労働条件も現在の非正規職の水準まで引き下げ、正社員をゼロにすることを狙っています。労働者を踏みにじり、生活と権利を破壊する安倍政治に一刻も早く断を下し、労働者の団結で革命をやりましょう。1047名を解雇した国鉄分割・民営化によって生まれ、総非正規職化の攻撃の先頭に立つJRという極悪の資本の中から、JR総連や国労の腐った労組幹部を打ち倒し、動労千葉とともに階級的労働運動を打ち立てよう」
動労神奈川の中村幸夫委員長と時廣慎一書記長が応援演説に駆けつけ、動労東京の第1号ビラも配布され、鈴木候補とともに首都における動労総連合の登場がJR労働者に鮮明に印象付けられた。
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