常磐線運転再開反対! 動労東京 JR東本社を弾劾 結成後第1波の闘い貫く
動労東京が呼びかけたJR東日本本社抗議行動は、午後6時から新宿駅新南口で行われた。
動労総連合の川崎昌浩書記長(動労千葉)が、常磐線再開についてJRに新たな申し入れをしたと報告し、「『常磐線再開は鉄道会社の使命』とJRは言うが、乗員と乗客に被曝を強いることのどこが使命か。徹底追及する」と宣言。労働者に高線量地帯での乗務を強いるJR総連・東労組を弾劾し、「労働組合は資本と闘う存在だ。闘う労働組合をよみがえらせよう」と訴えた。また、この日に強行されたユニオン習志野への弾圧とDC会館への不当捜索に怒りをたぎらせた。
動労東京の吉野元久委員長は、東北新幹線・新白河駅のホーム上屋に16~29万ベクレルもの高線量の堆積物がたまっているが、JRはその事実をひた隠しにしていることを暴いた。また、下請け労働者を電離放射線障害防止規則も無視して働かせるJRを弾劾した。
動労神奈川の中村幸夫委員長は、非正規職に被曝を強いて使い捨てるJRに対し、「労働者は絶対に負けない。世界の労働者と団結し闘う」と不屈の決意を示した。
NAZEN東京代表で江戸川区職の佐藤賢一さんは、「東京オリンピックを絶対許さない」と表明し、福島からの避難者に「公営住宅から出て行け」と迫る攻撃を自治体労働者に担わせる安倍に対し、労働者の誇りをかけて闘うと表明した。
合同・一般労組全国協の小泉義秀事務局長は、参院選で鈴木達夫弁護士に投じられた1万6187票を土台に全国協をさらに拡大すると宣言。
全学連の石田真弓君(東北大学)は、津波で被災した宮城県内の線区は切り捨てる一方、常磐線を再開するJRを弾劾し、「社会を変える力は労働者・学生自身の中にある」と力説した。
行動参加者はJR東日本に対し怒りのこぶしを一斉に突き上げた。
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