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「蜂起の精神継承」を掲げ 大邱で労働者大会

20161006i-1.jpg 10月1日はまた、大邱で民主労総の全国労働者大会が7千人を結集して開かれた。この日は70年前の1946年、「大邱民衆抗争」と呼ばれる人民蜂起が闘われた日だ。戦後の南朝鮮を占領した米軍が、日帝の植民地支配に協力した親日分子を手先に使い朝鮮人民の革命への決起を圧殺しようとする中で、46年9月に労働者のゼネストが闘われ、10月には大邱全市での蜂起に発展した。米軍政はこの蜂起を武力で残虐に鎮圧したが、闘いは韓国全土に拡大し、48年3月の済州島の全島武装蜂起へとつながった。

 民主労総がこの日大邱で開いた全国労働者大会は、この「46年10月民衆抗争の精神継承」を真正面から掲げた。戦後革命の血の圧殺後、保守反動の支配が続いた大邱で大規模な労働者大会が開かれるのは初めてだ。民主労総のクォンテフン大邱本部長は「進歩の都市、抗争の都市であった大邱の誇り高い歴史を復活させ、パククネ政権への大反撃ののろしを上げる」と宣言した。
 キムジョンイン民主労総副委員長は、「私たち労働者には歴史を前進させる責任がある」「70年前の9月ゼネストが10月民衆抗争に発展したように、民主労総がゼネスト総力闘争で11月民衆総蜂起を切り開き、世界を変える闘いの最先頭に立とう」と訴えた。
広島ユニオンの仲間も参加
 大会にはサード配備阻止闘争を戦う星州(ソンジュ)現地の住民闘争委員会の代表も参加。韓国のどこにも配備はさせない、最後まで闘うとの決意が表明された。
 さらに日本から広島連帯ユニオンの宮原亮青年部長が、この大会に組合旗をもって参加し大きな注目を浴びた。1日夜には星州のキャンドル集会にも参加し、韓国の労働者人民と連帯して朝鮮核戦争絶対阻止の闘いをやりぬく決意表明を行い、圧倒的な拍手を受けた。
 ソウルと一体でかちとられた大邱での闘いは、韓国での闘いが世界革命への道をこじあける新たな段階に入ったことを示した。11月東京とソウルを結ぶ国際共同行動を、その突破口を開く闘いとして全力でかちとろう。

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