米CAMSの学生が法大闘争に熱い連帯のメッセージ
5月16日、米CAMS(校内における軍国主義に反対する連合)の会議が開催され、そこでアーリーン・イノウエさんの問題提起により法大弾圧について討議された。そして、参加していた学生が手書きの檄文を書いてくれた。アーリーンさんがその檄文とそれに添えて一筆して送ってくれたので、紹介します。また、同じCAMSのグレゴリー・ソティアさんがそのときの写真を送ってくれたので合わせて掲載します。法大弾圧に対するアメリカでの連帯行動は急速に広がっている。
【アーリーン・イノウエさんのメール(5月16日)】
こんにちは!
逮捕された日本の学生たちに、CAMSの学生たちからのメッセージを送ることができるのをうれしく思っています。
今日CAMSの会議が開かれ、そこで学生たちに写真を見せながら皆さんの闘いを説明しました。3人が添付のようなメッセージを書いてくれました。彼ら彼女らは、皆さんが世界に向け発信しているレジスタンスの力に感動しています。
7月17~19日、シカゴで開催される全国反募兵会議に、ロサンゼルスから9人の若者と何人かの壮年を派遣します。この若者たちは、学校と若者たちの中で拡大する軍国主義に抗していくため、学校とコミュニティーを如何に組織していくかを学ぼうとしています。
メッセージの2番目は、全学連・動労千葉(のロゴをあしらった)CAMSのTシャツをデザインした18歳の若者が書いてくれました。
変わらぬ連帯を、
アーリーン・イノウエ
【CAMS会議での学生のみなさんの手書きの檄文を訳したもの】
▼デビット・メッシナ
21歳のロサンゼルスの学生です。皆さんの大義を支持し激励します。ヒューマニズムは、patranism(「patriotism=愛国心」?)に勝ります。▼ブライアン・ウェルス
認識するということには、軍国主義の最も強力な武器でも対抗できません。皆さんの勇敢な行動と個々人の驚くべき強靱さは、皆さん自身が想像する以上に、貴地への偉大な愛の行動なのです。皆さんは、貴地で大きく要求されている役割を模範的に果たしており、若者への激励は計りがたいものがあります。皆さんと日本のすべての偉大な人民に勝利を! 遠く離れた地から、あなたたちの味方、ブライアン&Tuxedo Cool(「カッコイイ仲間たち」の意味?)より。▼ネリー・コルテッツ
こんにちは、ガーフィールド高校の17歳の学生です。私は、皆さんの行動に敬服しています。世の中を変えていくため、あきらめずがんばってください。
すべての人民に力を!
5月17日付のこの速報版でも取りあげたように、いまアーリーン・イノウエさんやグレゴリー・ソティアさんが所属しているUTLA(ロサンゼルス統一教組、組合員数4万数千人)は数十人の逮捕をのりこえて解雇阻止の実力闘争を闘っている。それを保護者や生徒、地域の労働者が熱烈に応援している。檄文に名前を連ねたネリー・コルテッツさんが通う東ロサンゼルス地区のガーフィールド高校では、5月15日、授業を放棄した約500人の高校生が「先生を守れ」と構内で討論集会・座り込みを闘った。その激烈な闘いの最中からの熱い連帯のメッセージだ。太平洋の両岸でともにがんばろう!(あ)
★ 写真上:3人の手書きの檄文
★ 写真中:檄文を書くブライアンさん
★ 写真下:檄文を書くネリーさん
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