韓国 BSE対策会議が新自由主義攻撃との全面対決を宣言
6・10百万人デモの主催団体である韓国のBSE国民対策会議は、6月13日、闘いを米国産牛肉の輸入反対だけでなく、イミョンバク政権の新自由主義政策に対する全面対決に発展させる方針を打ち出した。とりわけ?医療及び公営企業の民営化反対、?水の私有化反対、?教育、?大運河、?公共放送死守を5大課題として、さらに大規模な闘争を組むとしている。イミョンバク政権がこれを無視すれば政権打倒も辞さないとしている。韓国労働者人民の闘いはいよいよ決定的段階に突入した。
写真は13日夜、米軍による女子中学生轢殺事件6周年の追悼集会を終えて、KBS本社への抗議行動に向かう2万人のデモ隊
6月13日には、ソウルで「ヒョスン・ミソン嬢6周忌」追悼集会が開かれた。2002年に京畿道楊州郡で女子中学生が米軍車両によってひき殺される事件が起きた。それから6年目の追悼集会である。集会後、2万人がデモ行進を行った。デモ隊列は「国民の知る権利を守れ」と汝矣島にあるKBS(韓国放送)に向かった。検察が現在、KBS社長を背任容疑で捜査しているが、人民はこれを、社長を権力の息のかかった人物にすげ替えようとするもので、国家による言論統制の動きだとして反対している。デモ隊は、同じく汝矣島にある与党ハンナラ党の前でも抗議行動を行い、党舎に生卵を投げるなど怒りを爆発させた。
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