栗原工業分会が一時金などで24時間スト
12月27日、群馬合同労組栗原工業分会・K組合員は24時間ストライキに立ち上がった。
朝8時に組合員、支援共闘会議の仲間11人が結集。会社周辺へのビラのポスティングを行い、門前でのスト突入・抗議集会を行った。伊勢崎市のはずれ、田んぼの中の従業員3人、家族経営の小さな溶接工場から、労働者の団結と闘いを呼びかける大音響の叫びが広がった。
要求項目は①冬期一時金を1カ月分とすること②弁当購入者に補助している弁当代補助を弁当持参のK組合員にも補助すること、の2点。団体交渉でも前向きな回答はなく、怒りのストと抗議行動となった。
K組合員の怒りは激しかった。一人親で、一時金が昨年から半分以下になったことで、ダブルワークを余儀なくされていた。社長や社長の母親から行われる嫌がらせも腹にすえかねていた。年末で厳しい状況だったが、自腹でストライキに立つ決意を固めた。
スト突入集会では、参加者がそれぞれの思い、怒りを会社にぶつけた。みんな自分のことのように怒っている。この怒りの前に社長も母親も姿を現すこともできない。
最後に社長一族の代わりに出てきた年配の労働者が、こんなやり方はおかしいという。この人は自分の弁当代は出してもらえるのだ。労働者に分断を持ち込む会社のやり方が許せない。
ストライキは団結と力をつくり出す。群馬合同労組はK組合員と団結して必ず勝利する。(群馬合同労働組合 清水彰二)
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