ユニオン拠点、千曲市で初めての星野絵画展
1月12日〜14日、千曲市屋代駅市民ギャラリーで星野絵画展を開催しました。極寒の中、雪の中の開催でしたが、3日間で155人が参加し、再審を求める署名が50筆以上集まりました。
屋代駅のある路線は新幹線開業と同時にJRから分離され第3セクター「しなの鉄道」に移管されました。地方切り捨てが進む駅の構内での開催であり、地域合同労組・千曲ユニオンの拠点で組織を拡大する目的をもった開催でした。
年末年始、ユニオンの組合員を先頭に連日休むことなく市内に3500枚のビラを入れ、地域の一人ひとりと結びつく大組織戦を展開しました。
同市で開催するのは初めてでしたが、駅の労働者、鉄道労働者も好意的に鑑賞。第3セクター化で運賃も高くなり一番苦しい環境に置かれている駅利用者、高齢者から中高生まで、多くの人びとが来場しました。
70年安保・沖縄決戦を大学生として闘った世代の夫婦が「私も新宿で機動隊に石を投げた。星野さんのことを初めて知った。支援していきたい」とカンパを寄せてくれました。さらに、美術部の女子高生は「コンクールで優勝できる絵です。こんなきれいな絵を描く人に悪い人はいない。つらいでしょうが早く出てきて絵を描き続けてください。がんばってください」と星野さんへのメッセージを寄せてくれました。実行委員会を担ったユニオンの仲間はこれを読み、絶対に星野文昭さんを17年に奪還すると決意を新たにしました。
星野さんの絵は多くの仲間を結びつける最大の武器です。17年、国鉄決戦勝利と一体で星野さんを必ず奪還しよう。(長野・野原進介)
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