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都議会食堂(はなまる)は不当解雇を撤回しろ 4・21 食堂前で怒りの抗議行動

20170424c-1.JPG 讃岐うどん店を展開する「株式会社はなまる」は、都庁の「TOKYO都庁議事堂レストラン」の厨房(ちゅうぼう)で働く非正規労働者のAさんを解雇した。ただちに解雇を撤回しろ!
 議事堂レストランは、はなまるが運営し、議員特別メニューなども提供するレストランである。ほぼ全員が非正規職だ。手を止める暇さえないほど忙しい職場で、Aさんは仲間とともに必死になって仕事を回してきた。
 だが、はなまるは4月3日、「政治的ビラを職場で渡した」という理由でAさんを解雇した。Aさんは、福島への帰還と被曝の強制に反対する署名を時間外に職場の仲間に訴えてきた。これでなぜ解雇なのか!

 この解雇は、小池都知事の足元で福島とともに声を上げることも、委託先で非正規労働者が労働組合をつくることも認めないという福島圧殺と労組つぶしの攻撃だ。
 はなまるは解雇をしておきながら退職届を出せと迫り、東京西部ユニオンの団交要求には「これから事実関係を調査する」と回答している。解雇自体がまったくデタラメである。
 21日には都議会前で抗議行動に立ち、Aさんが「解雇は私個人の問題ではない。私がここで黙ったら福島の人たちが声を上げられなくなる。命にかけても黙らない」と都庁労働者に訴えた。東京西部ユニオン副委員長の北島邦彦さん、鈴木コンクリート工業分会、動労千葉、動労水戸、動労東京、「日の丸・君が代」強制と首をかけて闘ってきた教育労働者や、福島から福島共同診療所建設委員会の渡辺馨さんも駆けつけた。福島と非正規労働者の怒りと一つに、小池とはなまる資本への反撃が始まった。

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