闘う労働者・北島さんを都議会へ 戦争状態の沖縄から
僕は沖縄で働く労働者です。
今、沖縄は戦争状態です。嘉手納基地ではいつでも朝鮮半島に向けて戦争ができる状態がつくられ、辺野古の基地建設が強行され続けています。
それに対して、沖縄の若い労働者も、辺野古のおじいやおばあも闘ってきました。僕は辺野古の基地建設を止めるために、16歳から海で闘ってきました。北島さんは、僕らと辺野古の基地建設を止め続けた仲間です。彼こそ、この社会を変えるリーダーの一人です。
今、社会はどうなっていますか。安倍政権はあらゆるものを民営化し、「岩盤規制」をとっぱらい、自分は湯水のように加計学園に金を渡している。腐りきった社会が僕らの目の前にある。
社会が次に向かっているのは戦争です。自分たちが追いつめられたら、戦争でなんとか抜け出そうとする。その戦争のために共謀罪で監視社会をつくる。
沖縄の僕たちは怒っているんです。
保育園が民営化され、労働者が非正規職にされています。沖縄への基地建設の見返りとしての振興策、その振興策でできた雇用は99%が非正規雇用という実態でした。こんな状況は変えなくてはいけません。
みなさん自身や、友達や、親戚に非正規職の方がいますでしょう。一人もいない人なんていません。
労働者がこの社会を動かしているんです。労働者がこの社会を変える力を持ち、戦争を止める力を持っているんです。北島さんは非正規職を撤廃しようと訴え、選挙で闘うことを通してみなさんにゼネラルストライキを訴えています。
僕が勤めている職場は、派遣労働者が99%の職場です。毎日誰かが管理職にパワハラをされ、ミスが起こったら自分のせいにされ、毎日誰かが退職していきました。保育園は民営化されているから子どもも預けられない。家族をもったら貧困にたたきこまれる。僕の職場のことは、みなさんと同じはずです。その現実を変えるために労働組合をつくって闘っています。
労働者のみなさん。労働組合をつくれば変わりますよ! 時代を動かすこともできます。そのためには軸となる闘いと、思想と、中身が必要です。北島さんがその軸になってくれている。あらゆる職種の人がいると思います。一緒に闘いましょう。私たちとともに北島さんを押し上げ、ともに社会を変えましょう。
(IJBS〔日本IBM・ビジネスサービス〕労組委員長 富田晋)
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