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闘う労働者・北島さんを都議会へ 北島は労働者の戦士

 「安倍も小池も監獄行きだ!」の声が街に響いています。安倍首相が「都議選に影響を与えないため」と異常な共謀罪の強行採決を行い、小池都知事が「都議選前に結論を」と豊洲移転を宣言したことにより、都議選が急速に階級的な攻防点になっているからです。
 朝鮮戦争がリアルになる中、戦後階級闘争を闘い、社会変革を求めてきた多くの人たちは、戦争政治を進め腐臭を放つ安倍を見て「ヤルしかない!」と怒っています。「安全・安心」を言いながら、開発利権や東京都丸ごと民営化を優先する小池に「ムカつく!」人たちがいます。そして、野党の「ふがいなさ」を目にし、良心的な人たちが「既成」の革新勢力に失望しています。「支持できる人などいない!」と選挙をボイコットする気持ちは当然です。どの政党も企業の利益を優先し、「経済成長優先だ」と労働者をこき使う政策を言葉優しく訴えているからです。多くの労働者の本音は、「みんな資本家の犬だ! 政治家などクソッくらえ!」なのです。実は普通の労働者こそ政治の本質を見ぬき、1%の資本家にすり寄る政治にNOを叫んでいるのです。

 既成の左翼勢力や労働組合と違い、革共同・中核派は70年安保・沖縄闘争の最先端で、星野文昭さんや大坂正明さんとともに「正義」の闘いを貫いてきました。また戦後最大の合理化・解雇攻撃であった国鉄分割・民営化に、動労千葉とともに階級の存亡をかけて闘いぬいてきました。北島くにひこさんは80年代に大手広告会社の労働組合で闘いぬき、国鉄闘争を「戦士」として闘いました。
 今年4月に都議会議員が利用する都庁議事堂レストランで解雇が起きましたが都議の誰も問題にしません。唯一闘っているのが東京西部ユニオン副委員長の北島くにひこさんです。解雇は「福島帰還強制反対」の声を上げた女性労働者に「ムカついた」小池が指示したに違いありません。
 私は中小・民間の連合傘下の労働組合で、「傍若無人」な資本に対してストライキで闘っています。つくっているのは消防車です。みなさんの街で人命を救助している車です。安倍や小池の言う「安全・安心」をつくっているのは、実は普通の労働者なのです。日々、労働で汗を流し、仲間と苦楽をともにする労働者が社会をつくっているのです。
 だからこそ訴えたい! 「この腐った資本主義の変革を求めるのが労働者だ!」と。労働運動の復権を訴える北島くにひこさんを、労働者階級の「戦士」として支持してください。その歴史的決定権は「あなた」にあるのです!
(金属労働者 山口弘宣)

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