闘う労働者・北島さんを都議会へ 安倍倒すゼネストを
安倍政権が崩壊のふちに立たされ戦争と共謀罪に突進する中で行われる東京都議選。私たちは腐りきった新自由主義を打ち倒し革命へと転化するべく、唯一安倍と小池を倒そうと訴えて杉並区から立候補している北島くにひこさんとともにゼネスト情勢を切り開く選挙戦として闘いぬきたい。
安倍政権は超高齢化社会を口実に労働者階級からは税金を搾り取り、国家予算から社会保障費をどんどん削減する一方で、軍事費を拡大し戦争にのめり込んでいる。また「金にならない患者は出ていけ」とばかりに、入院して3カ月たった患者を強制的に退院させたり、施設での生活が必要な人も追い出したりする政策を行っている。
先日、茨城県大洗町にある研究所で起きた5人の労働者に対する国内最悪の被曝事故では、26年間検査をしていなかったことが発覚した。人の命をなんだと思っているのか!
小池都知事は「待機児童の解消」と言いながら実際には公立保育所をつぶし「命よりも金もうけ」の保育を推進している。この中で子どもの事故が急増している。東京オリンピックでゼネコンには湯水のように都税を流し込む一方、福島原発事故での東京への避難者5500人を切り捨て、住宅支援の打ち切りと住宅追い出しを進めている。
こうした私たちが生きていけない現実のすべては、労働組合解体を目的に行われた国鉄分割・民営化から始まった。医療・福祉・介護職場は、どこも低賃金・過重労働・安全無視・劣悪な労働環境があたり前になっている。介護保険制度=介護の民営化以降、とりわけ介護現場は労働組合が奪われ、あっても御用組合であるUAゼンセン系のクラフトユニオンが支配している。また、医労連の中心である日本共産党と民医連は、”福島原発事故での内部被曝はない”と言い放っている。今回の都議選は、新自由主義の先兵と化した御用労組をぶっとばし、東京に闘う労働組合の拠点を打ち立てる大決戦だ。
東京の医療福祉労働者の仲間はこの間、職場での労働組合建設や執行部権力奪取に挑戦し、次々と勝利してきた。今問われていることは、この闘いを安倍・小池を倒す階級闘争へと発展させていくことだ。職場闘争と街頭を一体化させ、パククネを打倒した韓国のような革命情勢を生み出そう。都議選を通してあらゆる職場に闘う労働組合をよみがえらせよう。「命よりカネ」の「1%」の支配者を打ち倒すゼネストをやって社会を変えよう!!
(東京医療福祉労働者委員会)
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