7・23 関西と東北で政治集会 革共同が改憲阻止を宣言 新たな労働者党建設へ
7月23日、大阪と仙台で革共同政治集会が開催された。安倍政権の戦争と改憲、労働法制改悪攻撃に対して、ゼネストを軸に階級の根底からの怒りの決起をつくりだし、日本革命―世界革命への決戦にうって出ることを宣言した。
両集会の基調報告はまず、朝鮮侵略戦争絶対阻止、ゼネスト・革命に向け2017〜18年の改憲阻止決戦に総決起しようと呼びかけた。革共同が都議選で「中核派」「大坂正明同志の党」として登場したことが安倍・自民党を惨敗に追い込んだ。今こそ労働者階級の根底的な怒りをひとつにし、改憲阻止へ攻め上ろうと力強く提起した。
そして、改憲・労働法制改悪、総非正規職化粉砕決戦に決起し、とりわけJRの狙う「水平分業」=全面外注化、転籍・総非正規職化攻撃に対し、動労総連合を先頭に、韓国・民主労総のようにゼネストで打ち破ることを宣言。会場の熱気が高まる中、労働組合建設・拠点建設と一体で党建設を推し進めようと確認した。
■関合労弾圧打ち破り団結を拡大
関西政治集会(写真上)では、夏美優一同志の基調報告に続いて、部落解放に向けて闘う全国水平同盟西郡支部の青年労働者と近畿救援会が連帯のあいさつを行った。
近畿救援会は、その結成直後の関西合同労組への弾圧、そして大坂正明さんら2同志に対する権力の弾圧と全力で闘い、その中で完全黙秘・非転向の原則的な闘いが力を発揮したことを報告した。当該の関西合同労組阪神支部の同志も胸を張って、「私はたくましくなった。非和解で闘う気持ちが強くなった。共謀罪攻撃、朝鮮戦争阻止の闘いとして闘う」と決意を述べた。
続いて各産別委員会の同志が次々と闘いの報告と決意を表明。苦闘も率直に出しつつも、地区党や産別委員会、地方委員会での徹底した路線論議の中で生き生きと闘いぬけることを自信をもって訴えた。
集会の最後には、マルクス主義青年労働者同盟、マルクス主義学生同盟中核派の仲間が登壇した。マル学同に新しく結集した同志は「自分がこうだと考え、ずっと思っていた党派こそ中核派です」と加盟を誇らしく語った。
■多くの初参加者とともに大成功
東北政治集会(写真左)では、都議選で掲げた「安倍を監獄へ! 小池打倒! 大坂同志は無実! 新しい労働者党の建設を!」の訴えに共鳴した新たな参加者、とりわけ女性労働者の参加者が増えたことが雰囲気を一変させ、大成功をかちとった。
岡崎康史同志が基調報告を行い、東北労働者組織委員会の同志を先頭に労働者同志が集会全体を牽引(けんいん)した。新たに結集した同志がカンパアピールに立ったことが、全参加者の感動を呼び起こした。
動労総連合で闘う同志は、エルダー社員制度をめぐる矛盾を水路にJR東労組組合員の反乱が始まり、組織拡大のチャンスが到来したことを報告。動労総連合青年部の同志は、JRの青年労働者を獲得する戦闘宣言を発した。
中でも、宮城県委員会の女性同志が1千万人との結合をかけて機関紙活動の変革の先頭に立ち、必死で機関紙拡大をかちとってきた闘いの報告は圧巻だった。
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