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八尾北・西郡が旗開き 拠点労組と地域の団結へ

20160126b-1.JPG 1月16日、八尾北医療センター労働組合、全国水平同盟西郡支部、八尾北命と健康を守る会、関西合同労組大阪東部支部の共催で新年団結旗開きが開催された。地元をはじめ関西各地から100人が参加し、八尾北医療センター待合を埋めた(写真)。八尾北労組の執行委員2人が司会を担当し、昨年新たに組合加入した仲間を加えた八尾北労組の団結太鼓で力強く幕を開けた。

 植木団地労働組合、婦人民主クラブ全国協、関西労組交流センター、全学連の連帯あいさつを受け、主催4団体が決意表明を行った。
 全国水平同盟西郡支部の久原正子支部長は、「安倍は参院選で改憲を狙っている。このかん西郡の懇談会でも、子や孫を戦争に行かせたくないと声が上がっている。西郡では今、八尾市による新たな更地化攻撃が強まっているが、国賠を闘う8家族を先頭に敵を追い詰めている。八尾北労組とともにムラの中に入って、総決起をつくり出す」と戦闘宣言を発し、2月14日の西郡支部大会への結集を呼びかけた。
 守る会の会長は、「今年は健診活動に力を入れ、早期発見・早期治療に地域ぐるみで取り組みたい。戦争反対、命を守ろう」と力強いアピール。関合労大阪東部支部の田中雅志支部長は、「昨年末の関合労大会で、ストライキで闘う拠点職場をつくろうとの方針を確立した。八尾北・西郡の闘いに地域ソビエトの展望がある」と確信を込めて語った。
 八尾北医療センターの末光道正院長は、「戦争と貧困が世界の労働者の命を奪っている。大病院は病気になってからの金もうけの医療。みんなでつくった八尾北は、病気の原因は何かを考え、健診・検診に力を入れた早期発見・早期治療を共同で行ってきた。民営化攻撃を八尾北労組と住民の団結で打ち破った。今年は診療所の糖尿病教室を地域に広げ、〝自分たちが主人公、自分ちが主治医〟の誇りを団結にかえ、生きるため、すべてを奪い返そう。安倍を倒し世界を変えよう」と熱く訴えた。
 八尾北労組の藤木好枝委員長は、次のように決意表明を行った。「昨年〈な全八尾〉を結成し、ふくしま共同診療所の協力医療機関として甲状腺エコー検査を開始した。被曝労働拒否の闘いを関西全体に広げていく。また、デイ職場を先頭に労組に団結し、みんなで共同・協働してつくり出すあり方に変わってきた。労働組合の一番大事なことは、一人の首切りも許さない、競争しない、資本による分断を打ち破り団結することだ。八尾北労組は、労働者をバラバラにして労働組合をつぶす新自由主義に対して、絶対反対=団結をつくり拡大していく。住宅闘争をはじめ、すべての課題をともに闘い、拠点労組として飛躍する」
 団結旗開きをもって、八尾北・西郡は勢いよく2016年に飛び出した。(大阪東部労組交流センター・長田徹)

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