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動労神奈川 時廣解雇撤回へデモ ”JR・小田急と闘う”

20170831b-1.JPG 8月27日、「小田急・JRは時廣・動労神奈川書記長の解雇を撤回しろ!小田原駅一周デモ」が、動労総連合を先頭に県内外から50人の結集で意気高くかちとられました。8月14日の小田原行動に続いての2回目の闘いです。
 「契約期間の終了」と言って資本はこれまで膨大な非正規労働者、青年労働者を解雇してきました。時廣慎一書記長は「今の社会、青年とくに非正規職の青年は同じようなことに直面して悔しい思いをしている。闘わなかったら会社にやられるだけ。トコトン闘う」と決起しています。

 デモに先立って小田原駅前で横断幕、のぼりを林立させて街宣を行いました。動労神奈川をはじめ動労千葉、動労東京などの動労総連合、日本機械工業労組、合同労組かながわ、湘北合同労組の仲間が、「解雇は殺人だ! 時廣書記長の解雇撤回を絶対にかちとる」と訴えました。時廣書記長は「自分が動労神奈川で闘っているのでトータルサービスは解雇した。みんなの力ではね返したい。職場に労働組合が必要だ」と訴えました。1時間もしないうちに350枚のビラが小田原の労働者民衆の中に吸い込まれていきました。
 デモに出発し、2015年12月に解雇した環境アクセス(JR東日本の下請け)の事務所への弾劾を行い、さらに今回解雇した箱根登山トータルサービス(小田急電鉄の孫請け)本社を、神奈川県警公安3課の妨害をはねのけて激しく弾劾しました。
 デモ後の交流集会では、神奈川労組交流センターの二本柳実共同代表が、時廣書記長解雇撤回闘争の意義について「今回の解雇は、動労神奈川を破壊して改憲・戦争へ向かう、小田急、JR、国家権力が一体となった攻撃だ。青年の未来をかけた闘いだ。神奈川における11月に向かう改憲阻止・労働法制改悪阻止の闘いの軸にすえる。動労総連合建設のさらなる前進をかちとる」と今秋の闘いの核心を鮮明に提起しました。
 これに応えて、時廣書記長は「JRと小田急、ダブルの解雇撤回闘争。だけど闘いが多いほど革命が近くなる」と決意表明。さらに、合同労組かながわ・クーニーズショップ分会の青年労働者は「殺されてたまるか! 解雇攻撃許さない! こんな社会を終わらせて、人間らしく生きられる新しい社会をつくるためにともに闘いましょう!」とエール。
 これからが勝負です。職場の仲間とともにデモ、団体交渉、ストライキで解雇撤回を絶対かちとります。
(動労神奈川委員長・中村幸夫)

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