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動労千葉を支援する会・北陸が第1回総会・デモかちとる

s20120524d-1.jpg 5月20日、動労千葉を支援する会・北陸第1回総会を富山県民会館で行いました。動労千葉を支援する会事務局長の山本弘行さんが特別講演を行い、総会後はJR富山駅と北陸電力本社に向かってデモを行いました。
 総会の冒頭に「動労千葉外注化阻止決戦」のDVDを上映し、動労千葉が10年にわたって外注化を阻止してきた勝利を参加者全員で確認。それを受けて山本さんが前日の5月19日にかちとられた佐倉支部結成集会とストライキの勝利感みなぎる講演を行いました。
 

s20120524d-2.jpg 山本さんは、「佐倉支部結成集会は、DC会館の床がぬけるかと心配するくらいの大結集でものすごい熱気だった。動労千葉は佐倉支部を最大・最強の支部にすると決意している」「田中委員長から4・1外注化は阻止したが、JR東資本は10・1全面外注化を方針化し、本気でやろうとしている。こうした決戦情勢下で佐倉支部が結成された」と、この外注化阻止決戦下での佐倉支部結成の意義と勝利性を明らかにしました。さらに「4・1外注化阻止は『闘えば勝てる』ことを指し示した。なにより平成採を組織した。反合・運転保安闘争路線は組織拡大の源。外注化と無縁な職場はない。自分の職場で4・1を闘い、物販を広げよう」と核心的に提起し、6・10全国集会への結集を熱烈に訴えました。
 山本さんの講演にこたえて、動労千葉を支援する会・北陸事務局長の北陸ユニオン委員長が、昨年の結成から1年間の闘いの総括と今後の闘いの方針を提起しました。大恐慌情勢がますます進む中で国鉄闘争を闘う意義をはっきりさせ、とりわけ北陸においては2015年北陸新幹線開業に伴う在来線の第3セクター化で200人のJR本体労働者の出向・転籍をはじめ、関連会社の労働者や非正規労働者の大量解雇がねらわれている。この問題を北陸の「4・1」として、国鉄労働者の決起をなんとしてもつくりだすことが確認されました。そして、この闘いと一体のものとして、各職場で労働者の団結をつくりだす闘いを進めることが確認されました。
 討論では「職場では、国内だけでなく、アジアの労働者との競争を煽られている。動労千葉の外注化阻止の闘いは、全世界に広げなければならない闘いだと感じた」という北陸ユニオン組合員の発言をはじめ、5・15沖縄闘争の報告や、NAZEN北陸で闘う学生の「仲間との学習や今日の話を聞いて国鉄闘争が大事だということがわかった」という発言、ス労自主からの決意など、活発な意見が相次ぎました。
 最後に、6・10への大結集と支援する会会員拡大を確認して、参加者全員の団結がんばろうで気勢をあげ、市内デモへとうってでました。「国鉄1047名解雇撤回!」「外注化・非正規職化反対!」「動労千葉とともに闘おう」「すべての原発をなくそう!」のコールが、JR富山駅周辺、北陸電力本社前に響きわたりました。(北陸・K) 

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