三多摩 絵画展で来場者と討論弾む
9月15日~17日まで星野文昭絵画展を八王子市で開催しました。「獄中42年無実の星野文昭さんと、同じく渋谷闘争に決起し46年の指名手配攻撃と闘い、デッチあげ逮捕された大坂正明さんを今すぐ取り戻そう」と訴えました。
星野さんたちがなぜ闘ったのか、その時の沖縄と今の沖縄の実態などを展示しようと、絵画展実行委員会で討論しました。絵画とともに1970年前後の沖縄ゼネスト、渋谷闘争、動労千葉のストライキ、昨年11・12のソウルのキャンドル革命、ハンサンギュン民主労総委員長と星野さん・大坂さんの写真なども展示しました。
来場者との討論も弾みました。絵を見た人の感想は、「心優しく美しい絵で、星野さんが無実であることが絵から伝わる」。
16日には、星野再審連絡会議共同代表の狩野満男さんの講演会を持ちました。狩野さんは、「証拠は公共の財産であり、11人の民間目撃証言を開示すべきだ」と証拠開示の重要性を語り、渋谷闘争についても丁寧に話し、初参加者にも好評でした。今後の大坂正明さんの裁判が星野さんの無実を証明することにつながることも語られました。
17日には「三多摩星野文昭さんを救う会」第2回総会を開催しました。司会は「とめよう戦争への道!百万人署名三多摩」、連帯あいさつを三多摩労組交流センター、多摩連帯ユニオン、婦民全国協クラブ三多摩支部から受けました。
「経過報告と方針」では、「星野文昭さんを取り戻す闘いは改憲阻止決戦と一体であり、その中に展望がある。全証拠開示・再審開始100万人の署名は、動労総連合建設を軸に階級的労働運動の基盤を大きく発展させるものとなる。全国33の救援会とともにその一翼を担って星野さんを奪還しよう」と提起されました。
この団結の力で、11・5改憲阻止1万人大行進を成功させようと思います。(三多摩 杉本牧子)
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