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「この国に革命起こそう」 ロシア革命100年 革共同が記念集会 衆院選勝利へ斎藤委員長が訴え

 20171004b-1.jpg 10月1日、東京・北区の北とぴあで開催されたロシア革命100年記念集会は、青年・学生を先頭に21世紀革命を必ず実現しようという熱気に満ち、790人で大成功した。改憲・戦争阻止の最大の決戦として斎藤いくま全学連委員長を押し立てた衆院選決戦への号砲が打ち鳴らされた。
 冒頭にはDVD「映像でよみがえるロシア革命」が上映され、各界からの連帯アピールが続いた。ふくしま共同診療所の杉井吉彦医師、山本志都弁護士、国際連帯・共同行動沖縄代表呼びかけ人の水島満久さん、動労福島の橋本光一委員長、八尾北医療センターの末光道正医師が次々と登壇。「福島の問題は国家の問題」と断じた杉井さんをはじめそれぞれが自らの経験や闘いをふまえて、戦争を阻止し、社会を根底から変革する革命の時代が来たと訴えた。

20171005b-2.jpg 続いて、国際連帯共同行動研究所所長の鈴木達夫弁護士が「労働者が天下をとった」と題して記念講演を行った。鈴木さんは、現下の情勢の核心には7月都議選で示された「安倍を監獄へ」という人民の深い怒りがあると述べた。そして「歴史上初めて労働者が革命を起こして戦争を止めたことがロシア革命の最大の意義だ」と明快に語り、そこにおける労働組合の決定的な役割を強調した。
 さらに、ロシア革命に突き動かされて全世界の労働者階級が立ち上がった1930年代の闘いを振り返ることを通じて、今日まで労働者の闘いを圧殺してきたスターリン主義をのりこえる労働者の政党が求められていると明らかにし、自国政府打倒、革命を実現する闘いの一歩として今回の選挙戦を闘おうと結んだ。
 そして全学連の斎藤いくま委員長が登壇すると、会場は割れるような拍手に包まれた。斎藤委員長は衆院選に立候補して闘うことを宣言。「資本主義が資源や勢力圏を奪い合い、再びの世界戦争へ各国の労働者をあおりあう。この時代に、階級闘争の原点に立ち返った新しい労働者の政党を」「今こそ、社会を回してきた労働者民衆の力を思い知らせる時だ。労働者の力がこの社会を動かす本当の力だ」「『この国に革命を起こす』と訴えて勝負する」と決意を表明する姿は全参加者の心を揺り動かし、会場全体が団結を固めた(発言全文は前号に掲載)。
 最後に、動労千葉の田中康宏委員長、革共同東京都委員会の吉野元久さん、動労水戸組合員で動労総連合青年部副部長の照沼靖功さん、京都大学全学自治会同学会委員長の作部羊平さんがそれぞれ特別アピールを行った。
 田中委員長は「ロシア革命とパリコミューンは全世界の労働者の誇りであり原点だ」と強調。命がけで闘う韓国・民主労総と固く連帯し、「社会の根本的な変革をめざす勢力が誰の目にも見えるように登場すること、これが11月5日の1万人大行進だ」「社会に大きな分岐をつくりだす闘いをやろう」と熱く訴えた。

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