九州・東海で共謀罪弾圧 戦争体制づくりを粉砕しよう
トランプと安倍の戦争会談に向けた全国警備態勢が敷かれる中、国家権力は10月25日、九州と東海で4人の仲間をデッチあげ逮捕するという卑劣きわまりない政治弾圧に踏み切った。日帝・安倍政権による革命運動と革命党への破壊攻撃そのものだ。
この弾圧を打ち破り、「衆院選決戦のうねりを11・5へ」を掲げて、朝鮮侵略戦争と改憲に向けた総翼賛体制粉砕へ、断固進撃しよう。完黙・非転向で闘う4同志と連帯し、全国で即時奪還の闘いに立ち上がろう。
■朝鮮侵略戦争前夜の治安弾圧許すな
この日、福岡県警公安3課は「詐欺」容疑をデッチあげて3人の仲間を不当にも逮捕し、前進社九州支社、地域合同労組の事務所や居宅などを家宅捜索した。絶対に許すことはできない! 詐欺などという事実は存在しない。まったくのデッチあげだ。
この弾圧の狙いは、朝鮮戦争と改憲を策動する安倍政権に対する労働者人民の怒りの爆発をあらかじめ圧殺することにある。そのために、「安倍・小池を倒そう」「この国に革命を」と訴えて斎藤いくま全学連委員長を先頭に切り開いた衆院選の地平を破壊し、共謀罪を適用することを狙っているのだ。労組破壊の政治弾圧そのものだ。
3人の仲間はこの不当弾圧に怒りを燃やし、完全黙秘・非転向で闘いぬいている。
また同日、愛知県警・三重県警は許しがたいことに「詐欺罪」「道路交通法違反」容疑で1人の仲間を逮捕し、4カ所を家宅捜索した。
これもまさしく、戦争と改憲のための「共謀罪」型弾圧そのものだ。愛知県警本部公安三課の脇田、中警察署警備課長の島田は、「中核派としての活動中」だったとし、組織的な「犯罪」としてデッチあげようとしている。
愛知県警・三重県警はこれまでも、改憲阻止、トランプ・安倍の戦争会談粉砕へ進撃する革共同東海地方委員会に対して、盗聴・盗撮や違法捜査を繰り返してきた。
名古屋簡易裁判所の不当な逮捕令状、捜索差押令状発布に加えて、名古屋地裁は27日に不当にも勾留を決定した。しかし、完全黙秘を貫く不屈・非転向の革命家の怒りと気迫の前に、今回の弾圧の意図は完全にはね返されている。
■怒りの決起が拡大4人の即時奪還へ
安倍・小池による連合の産業報国会化の策動は、国鉄労働運動を先頭とする労働者階級の闘いで打ち破られた。「共謀罪」型弾圧に手を染めて革命運動とその中核を圧殺しなければ国民総動員を達成できない日本帝国主義の攻撃は、巨万のゼネストと国際連帯による自国帝国主義打倒の闘いに必ず発展していく。
ともに闘う九州・東海地方の仲間からも「中核派への不当・違法な捜査や権力の乱用を見過ごすことは戦争協力の始まりだ」「11月労働者集会に参加して、改憲と戦争の安倍こそ監獄に送ろう!」と大きな激励が寄せられ、怒りの決起が拡大している。
戦争体制構築のための革命党と階級的労働運動への圧殺攻撃を打ち破り、11・6安倍・トランプ会談粉砕―改憲阻止、朝鮮侵略戦争阻止へ、全国の同志はともに闘おう!
11・5労働者集会への大結集で、不当弾圧に反撃をたたきつけよう! (10月28日)
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