法政大学無罪祝勝会が大成功、法大闘争勝利への新たな挑戦を開始
7月21日、去る5月31日に暴処法(暴力行為等処罰に関する法律)弾圧で無罪判決をかちとった5人の被告団(恩田亮・法政大学文化連盟副委員長、増井真琴・文連企画局長、法大無期停学処分者・新井拓君、法大退学処分者・内海祐一君、織田陽介・前全学連委員長)が結集し、全国から集まった学生や弁護団、支援者の方々とともに盛大に勝利を謳歌するとともに、控訴審勝利、全処分撤回、法大闘争の爆発にむけた決意と団結をうちかためました。
司会の法政大学・倉岡雅美さんがリードし、シュプレヒコールで元気よく会が幕を開けました。冒頭には被告団の全員が登壇し、明るくこれからの展望を語りました。
「控訴審も勝ちぬいて、完全無罪を実現しよう」(恩田君)、「僕らの闘いで7・16の20万決起を勝利させていきたい」(新井君)、「今回の無罪は、国家権力を揺さぶり、なぎ倒す闘いはできることを示した。本気になって勝ちに行くために闘う」(織田君)
続いては、長期にわたる闘いを支え、ともに闘ってくださった弁護団の鈴木達夫さん、藤田正人さんからのあいさつです。お二人からは被告団を先頭とした学生の団結の強さこそが検察のもくろみをうち砕き、無罪を引き寄せる決定的な要因となったことが語られ、あらためて会場全体が自分たちの闘いの力を実感するものとなりました。
ここで、文化連盟委員長として法大闘争の最先頭に立ってきた全学連委員長の斎藤郁真君が法大闘争勝利にむかって決意を表明。とりわけ法政大学での学祭における飲酒規制を撤回させるために全力で闘うこと、処分撤回への新たな闘いを開始することを方針として全体で確認しました。
続いては、「法大無罪のバトンを星野文昭さんへ」と題し、被告団の増井真琴君が「この無罪を星野文昭さんの無罪・奪還にむけた闘いの力にしていきたい」と訴えました。星野暁子さんは星野さんの闘った70年安保・沖縄闘争をひきつぐ学生の闘いへの思いを語るとともに、2・5徳島刑務所包囲デモを題材とした「希望が舞い降りた日に」をはじめ、3本の詩を朗読してくださいました。
乾杯が盛大に行われると、法大闘争の激闘の歴史をふりかえるビデオが上映され、会場は大いにわきたちました。
後半の最初は、お世話になった方々からのアピールです。動労千葉や鈴コン分会、三里塚現闘や高山俊吉さんをはじめとする闘う弁護士など、幅広い労働組合や現場から多くの方々が発言してくださいました。三里塚現地行動隊の学生による本格的なアトラクションで会場の盛り上がりが最高潮に達するなか、法大生をはじめとする首都圏の学生がアピール。全員から、法大闘争への思いと自らの闘いの決意が熱く語られました。
熱気も覚めやらぬ中、最後に法政大学の校歌とインターナショナルの斉唱、団結ガンバローで幕が閉じられました。全国学生はこの勝利の地平を武器に、8・6ヒロシマ―9月全学連大会へと進撃します! ともに闘いましょう!(首都圏学生・S)
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