京大同学会の呼びかけで、京都でサミット粉砕デモ
「サミット粉砕! 安倍を倒せ!」――サミット厳戒態勢を突き破る50人の明るく解放的なデモが、京都の繁華街を席巻した。
5月25日、京都大学同学会中央執行委員会の呼びかけで、「サミット粉砕!京都デモ」が闘われた。同学会中執は今年2〜3月の反戦バリスト弾圧を粉砕し、労働者人民の先頭で闘いを呼びかけた。今回のサミット粉砕デモは、6月3日まで京都大学キャンパスで行われる同学会執行部選挙のただ中で行われた。
夕暮れ時の午後7時から三条河原で始まった集会には、京都大学の闘う学生たちと全学連、仕事を終えた労働者が続々と駆けつけた。
同学会の纐纈(こうけつ)貴文書記長が主催者あいさつで戦争会議=G7サミットとオバマ広島訪問を弾劾し、「安倍政権のもとで大学での軍事研究が一層進められている。世界中で労働改悪阻止に立ち上がる労働者と連帯し、デモに立とう」と訴えた。
全学連の斎藤郁真委員長が「1%の支配階級のために戦争と貧困を進めるサミットに怒りをもって立ち上がろう」とアピールし、サミット弾圧である全学連への「傷害デッチあげ」弾圧を粉砕しようと呼びかけた。
ユニオン自立の労働者が「学生とともにゼネストへ」と発言し、同学会の作部羊平中央執行委員長が「必ず次の反戦バリストに立つ」と意気高く宣言し、デモに出発。
「フランスゼネスト断固支持! 韓国ゼネスト断固支持!」「オバマは帰れ! メルケル帰れ! 全員帰れ! 安倍を倒せ!」
デモ隊は圧倒的な注目の中、河原町通りを進んだ。解散地点の公園で、同学会の作部委員長が「闘いはここからです。こんな腐った社会をぶっ倒す闘いを自分の大学、職場で始めよう」とまとめ、団結ガンバロー。
サミットを粉砕する闘いは翌26日の広島でのオバマ・安倍訪問粉砕闘争へと引き継がれた。
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