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第2波法大包囲デモ、全世界82カ国の決起に連帯し打ち抜く

s20111021b.jpg 10月18日、「原発反対! 弾圧職員追放! フクシマ連帯!」を掲げ、10月6日に引き続き後期開講第2波の法大包囲デモを打ち抜きました。私たちはこのデモを、10月15日の全世界82カ国1千カ所での「生きさせろ!」「資本家を倒せ!」の青年学生の決起、そして19日のギリシャ全土での大ゼネストに連帯するものとして闘いました。
 デモの出発前にはキャンパス中央広場の多くの法大生が足を止め、私たちの登場に注目しました。他方で法大生の決起に恐怖する弾圧職員がビデオカメラを持ち、法大生がデモに合流しないように必死の形相で監視し始めました。 

 こうした状況の中、斎藤郁真全学連委員長は「みなさん! キャンパスの現実を見てほしい! この弾圧職員や公安刑事が今の時代を象徴しているのではないでしょうか。目の前にいる弾圧職員、学生の主体性を押さえ込んで利潤の対象としか見ないような連中が、原発政策を推進してきたのではないでしょうか。先日、富士見坂校舎の生垣に毎時0・65マイクロシーベルトのホットスポットが発見されました。放射線管理区域レベルの線量です。しかし、法大当局はこれまでさんざん『安全な教育環境』などと称して学生の自主的活動・ビラまきや集会を弾圧しておきながら、放射能が法大生の体をむしばむ危険を前にしても除染をやらない。結局、政府が決めた20ミリシーベルトの基準以下なら、法大生がいくら被曝してもかまわないとしているのではないのか! 福島の地でも、福島大学は福大生を放射能にさらしてまったく同じことをやっている。福島県立医大は福島県民にガンを強制してモルモットにし、『医療特区』の最先端として金儲けをやろうとしている。こういった現実を根底から変えよう! 全世界で歴史を変える青年・学生のデモが巻き起こっています。社会は変わらないなんて大ウソです。日本でも変えられる展望が見えています。今日行動することが明日を変える一歩になり、未来をつくる一歩になる!」と渾身のアピール。
 続いて倉岡雅美さんが、「今、デモに出るときです。学生の命を守るべき大学が、放射能汚染の現実を前にしても何もやらない。これが新自由主義大学の本性だ。野田政権の再稼働を後押しする法政大学の腐った姿だ」。キャンパスの高揚感はさらに増しました。
 門前での迫力あるアピールに、警察権力は一切介入できませんでした。いよいよデモに出発。「福島とともに闘おう!」「御用学者を追放しよう!」「キャンパスから原発止めるぞ!」という市ヶ谷一帯に響き渡るシュプレヒコールに、沿道の多くの労働者が声援を送ります。
 最後に、斎藤委員長が法大門前で方針提起。「次は10・21福島現地での闘いだ」「11・6労働者集会に集まってほしい!」。法大生と首都圏学生は、さらに10月28日も第3波のフクシマ連帯・法大包囲デモに立ち上がります。キャンパスでの闘いにこだわり、再稼働阻止・野田政権打倒の11・6大結集を実現しよう!(首都圏学生・HM)

原発反対! 弾圧職員追放! フクシマ連帯!第3波法大包囲デモ
10月28日(金)12時40分法大正門前集合

 

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