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立て看撤去に大反撃 京大で規制を実力阻止 同学会を先頭に当局を圧倒

京大解放祭に400人が結集
20180507c-1.JPG 京都大学・山極壽一総長が、学生が設置している立て看板を一方的に禁止する規定を発表し5月1日から強行を通告してきたことに対し、京大生・全国学生の大反撃が闘われました。
 4月27日昼休み、京都大学同学会執行委員会が呼びかけ、「5・1タテカン規制適用阻止! 学生処分撤回! 改憲・戦争阻止! 京大解放祭」が行われました! 50人ほどの弾圧職員が集まる中、京大当局によって「入構禁止」とされた学生を中心に門前で集会が始まりました。同学会の安田淳敏副委員長が基調を提起しました。門前での斎藤郁真・全学連委員長の訴えに多くの学生が足を止めます。一方、門の中では入構制限のかかっていない学生が豚汁とマーボー豆腐を提供する中、飛び入りの学生にマイクを回すリレーアピールが始まりました。

20180507c-2.jpg署名提出行動では、安田君の無期停学処分撤回を求める500筆近い署名を瀧本健・学生課長に提出。受け取り拒否する学生課長に飛び入りの京大生が徹底弾劾。授業をぶっ飛ばして職員を包囲・追及しました。 解放祭は最大時でおよそ200人、延べでおよそ400人の学生が参加しました。最前列で参加した1回生は「大学のやっていることが正しいか、それとも同学会が正しいか。それを考える力は学生の中にあると思います。それを多くの学生が考える機会を与えてくれてありがとうございます」と感想を述べました。
 夕方、文学部の講義室で「京大から『大学改革』の本質を考える」という講演会も行われました。
山極体制おいつめて必ず倒す
 続いて1日、私たちは京大当局によるタテカン規制適用=実力撤去を阻止する一日行動を行いました! 京大当局・職員は午前9時過ぎにタテカンの自主的撤去を求める「通告書」を貼ろうとしました。前夜から待ち構えた学生側は職員を撃退し「通告書」を貼ることさえ阻んだのです。現在もキャンパス周辺にタテカンは出続け、創意工夫に富んだ新たな看板がどんどん出現しています。闘いはこれからです!
 昼休み、同学会執行委員を始めタテカン規制に抗議する約100人の学生が正門前集会を行いました。「自分たち学生が諦めなければタテカン文化は続くんだ」という強い意志を、その場にいた学生全員で共有できたと思います。
 学生の力が当局を圧倒しました。学生の中に、「自分も何かしたい」「京大のもっとも大事なものを一方的に壊しにかかる当局に一矢報いたい」という気持ちが大きくなってきています。この勢いを拡大させ、山極体制を追いつめ、打倒します。京大から全国の学生・労働者・市民と共に、改憲・大学改革を止めましょう! (京都大学・N)
写真〕上:立て看規制適用阻止へ「京大解放祭」に京大の学友が大結集(4月27日 京都大学)
    下:京大同学会執行委員会が呼びかけ、圧倒的な京大生の決起で弾圧体制をはねとばし集会を貫徹。5・1立て看規制適用阻止へキャンパスは闘う機運に満ちた(4月27日)

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