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被爆73周年広島 8・6大行動 改憲阻止へ決戦の火ぶた切る 大行進運動が本格始動

原爆ドーム前に500人 権力・右翼の妨害粉砕し
20180809f-1.JPG 6日朝6時前から8・6ヒロシマアピール集会に参加する人々が原爆ドーム前に続々と集まった。安倍の意を受けて妨害しようとする「日本会議」と、「警備」の名で弾圧の機をうかがう警察・機動隊は、参加者の気迫に押されて意気消沈し、手も出せない。集会に先立つ学生と青年のアピールがさらに圧倒した。
 7時15分、集会が始まった。主催者を代表して被爆2世の中島健さんが、核武装に向けて改憲発議を狙う安倍を弾劾し、フクシマを抜きに核廃絶は語れないと鋭く説いた。長崎の被爆者・城臺美彌子さんは核兵器の増大に警鐘を鳴らし、改憲絶対反対の思いを語った。

20180809e-1.JPG ふくしま合同労組書記長、動労水戸委員長、沖縄大学学生自治会委員長、婦民全国協がアピールした。
 韓国のサード阻止を闘うソソンリ対策本部長のパクチョルジュさんが登壇し、世界の労働者が団結して戦争のない世の中をつくろうと熱く訴えた。参加者は国際連帯の力を確信し大きな拍手で応え、全学連の高原恭平さんは共に闘う決意を表明した。
 「被爆73周年8・6ヒロシマアピール」を被爆2世の壹貫田康博さんが読み上げた。原爆が投下された8時15分に黙禱(もくとう)を行い、ただちにデモに出発。先頭に立つのは前日の国際連帯集会を共に成功させた韓国、アメリカの仲間たちだ。沿道の人々の注目を集めて進むデモ隊。式典会場が近づく。「安倍の式典出席弾劾! 安倍は帰れ!」。怒りのシュプレヒコールがあいさつ中の安倍を直撃し、橋のたもとでは男性が拍手で応える。これがヒロシマの怒りだ。
 大通りに出たデモは中国電力本社へ。外国人が次々と加わってくる。中電は住民の反対の声を踏みにじり島根原発3号機の再稼働を狙い、上関原発の建設を進めている。反対行動中の住民と共に中電を弾劾した。

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