11月実行委 関生弾圧粉砕は改憲阻止の闘い すべてを1万人大結集へ
9月23日、都内で「11・4労働者集会&改憲阻止!1万人大行進」第3回実行委員会が150人の結集でかちとられた。呼びかけ団体で、共謀罪弾圧と闘いぬく全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(関生支部)の武谷新吾書記次長も駆けつけた。改憲を阻止し安倍を倒す! そのために、武建一委員長をはじめ獄中の20人の関生支部組合員を奪還して弾圧を粉砕し、11・4集会1万人結集を絶対に実現することを誓う総決起集会となった。
呼びかけ団体の全国金属機械労働組合港合同・執行委員の木下浩平さんは、前日の関西での関生支部弾圧反撃集会が350人の大結集でかちとられたことを報告した。改憲阻止と労組弾圧粉砕はひとつの闘いであり、労働組合が団結を守りぬく中で粉砕できると強調し、関生支部と共に現場攻防を闘い、11月集会をかちとる決意を述べた。
武谷さんは関生支部弾圧の経過と攻防の本質を語った。未組織の労働者も関生支部に対して「頼むで」と言ってくる。全労働者の労働条件がかかった闘いだからだ。武谷さんは「11月集会への1万人の獲得で20人を奪還する」と確信も固く言い切った。
動労千葉の田中康宏委員長は、関生支部弾圧を徹底弾劾し、関生支部の産別労働運動が新自由主義の競争を貫徹させず労働者の権利を確保する闘いとなっているがゆえに、権力は共謀罪弾圧をかけてきたことを明らかにした。そして国鉄解雇撤回の新たな労働委員会闘争が解雇の核心に迫ったがゆえに、千葉県労委がわずか2回の調査で審理を打ち切ろうとしている暴挙を断罪した。こうした労組弾圧、労組破壊との闘いが改憲阻止の第一の課題となったことを鮮明にさせた。
安倍は絶対倒せる
さらに田中委員長は闘う教育労働者や地域などからの新たな結集の実例を示し、9条改憲、教育、地方自治、労働者の権利をめぐる闘いはひとつだと強調した。自民党総裁選での安倍「圧勝」の崩壊とUAゼンセン大会、沖縄知事選の情勢に触れ、JR乗務員勤務制度改悪が改憲と「働き方改革」攻撃そのものであること、自治労、日教組など産別をめぐる現場の闘いと改憲・戦争反対を結びつける労働運動の再生の時が来たことを明らかにした。国際連帯の前進と共に、11月集会はこれまでとまったく違う顔ぶれの集会となると述べ、1万人賛同と1万枚チケット販売を訴えた。
全国各地の闘いが次々と報告された。改憲・戦争と社会・地方の崩壊、「働き方改革」との対決の三つが結合した時、労働運動再生の闘いが大きく前進することが明確になった。ビラに続き最高の出来のポスターもできた。地域に組織をつくり出し、改憲絶対阻止の手応えを11月集会1万人結集として形にしよう。
〔写真〕11・4労働者集会&改憲阻止!1万人大行進の第3回実行委で関西生コン弾圧に反撃し11月へ攻め上ろうと決意(9月23日 東京都)
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