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米軍司令部駐留やめろ 撤回求め相模原市に申し入れ

20181022b-1.jpg 9月28日、政府・防衛省は米軍の要請に応えて、米軍相模総合補給廠(しょう)への米陸軍第38防空砲兵旅団司令部の駐留を10月16日から開始すると相模原市に突然通告してきました。在日米軍・防衛省からは事前説明もなく、決定事項としての伝達です。在日米軍基地の再編強化・恒久化そのものです。断じて許せません。
 10月12日、改憲・戦争阻止!大行進湘北準備会として、百万人署名運動や湘北合同労組、婦人民主クラブ全国協議会の仲間たちで相模原市にミサイル司令部駐留撤回を申し入れました(写真)。「困惑している」などとする市当局に、「毅然と駐留撤回を表明しよう! 労働者市民と共に新司令部駐留撤回の行動を!」と訴えました。

 新司令部は、これまでハワイで担われてきた機能を一部移転し、ミサイル防衛用の「Xバンドレーダー」を配備する青森県の航空自衛隊車力分屯基地と、京都府京丹後市の経ケ岬通信所に配備されている米軍ミサイル防衛用の早期警戒レーダーを指揮・統括する常駐部隊だといわれています。
 これは韓国へのサード配備とも連携し、米・トランプによる北朝鮮・中国を射程に入れた東アジアでの市場・資源・権益争奪の世界戦争の動きです。相模補給廠への新司令部駐留、横田基地へのオスプレイ配備や制空権問題など、この間の急な動きは首都圏を戦争出撃の最前線にするものです。安倍政権の改憲への突進の一環でもあります。
 相模補給廠は、婦人民主クラブ全国協の本部・事務所である婦民会館の真ん前にあり、会館には星野文昭さん、暁子さんの絵と詩が常設されています。ベトナム戦争時の100日間の戦車搬出阻止闘争の拠点で、基地強化や事故発生にも一貫して闘ってきました。
 10・21にはアメリカの女たちのペンタゴン(国防総省)デモと連帯した「国際反戦デー・補給廠デモ」と討論交流会を行い、地域の仲間も誘って11・4に向かいます。(婦人民主クラブ全国協・鶴田ひさ子)

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