◎三里塚請求異議裁判で千葉地裁が反動判決、市東さん「農地死守」の決意
12月20日、千葉地裁民事第5部・高瀬順久裁判長は、三里塚芝山連合空港反対同盟・市東孝雄さんの農地をめぐる請求異議裁判で、市東さんの訴えをすべて棄却し、天神峰と南台の農地を奪う強制執行を認める極悪の反動判決を下した。
千葉地裁は全国から駆けつけた労働者・農民・学生・市民の激しい怒りと抗議で包囲された。
判決後の報告集会で、市東さんがあいさつを述べた。「絶対に認められない不当判決であり、直ちに控訴しました。しかし判決が出たからそれで終わりではない。空港会社がどんな攻撃をかけてきても、それに立ち向かい、農地を絶対に死守するという気持ちでがんばります」。参加者全員が熱い拍手でこの決意に応え、「農地死守」を固く誓い合った。(TN)
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