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大行進東京が怒りの国会闘争 高市新政権発足を直撃

渡辺祥英さん(中央大)が高市打倒を力強く訴えた(10月21日 東京都千代田区)

臨時国会開会日の10月21日、改憲・戦争阻止!大行進東京が呼びかける国会闘争に100人が結集した。自民・維新の連立による極右・高市早苗の首相指名を迎え撃ち、「高市政権打倒!」「中国侵略戦争阻止!」の怒りのシュプレヒコールをとどろかせた。
冒頭、基調報告を大行進事務局の本山隆介さんが行った。改憲・国防軍保有、安保強化、原発推進、核共有、スパイ防止法制定を主張する高市を徹底弾劾し、「極右・排外主義の高市をトップに据えたのは、日本帝国主義が絶望的危機に陥り、中国侵略戦争以外には延命の道がなくなったからだ」と明らかにした。さらに前日から始まった自衛隊統合演習が中国侵略戦争への全面的突入を狙う大演習であることを暴露・断罪。総翼賛化した国会に労働者人民の選択肢は一切ないことを強調し、「社会変革の展望を示す最大の結集軸こそ11・2労働者集会だ。首都反戦大デモで高市を打倒しよう」と力を込めた。さらにトランプ来日・日米首脳会談が文字通り中国侵略戦争突進のために行われることに対し、10・27新宿デモを呼びかけた。
大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士は「自民や維新などの選挙で敗れた連中にこの国の政治を根本から変える力はない。われわれ働き闘う人々にこそ、その力はある」と宣言し、「高市侵略戦争内閣と徹底的に闘おう」と訴えた。同じく大行進呼びかけ人の洞口朋子杉並区議は「極右・高市政権の登場は暗黒の時代の到来ではなく、中国への侵略戦争に突き進む以外にない日帝を打倒する革命の時代の始まりだ」と切り出し、「挙国一致で戦争に向かう国会を労働者民衆の内乱的闘いで包囲し、11・2集会の大結集で高市を直ちに倒そう」と呼びかけた。
大行進神奈川の船木明貴さんは、横須賀基地の核攻撃拠点化を弾劾、沖縄―全土を戦場化する自衛隊統合演習の中止を訴え、反戦・反基地、安保・沖縄闘争の爆発を呼びかけた。
星野・大坂全国救援会の杉浦文俊さんは、先日面会した獄中の大坂正明さんが「ついに日本にも極右政権が登場する。ヨーロッパやアメリカと同じだ。根底的に対決する闘いを組織しなければならない」と語ったこと、さらに石田一派を厳しく批判し早期に決着をつけるべきだと訴えたことを報告、大坂さんへの回答は11・2集会に巨万の労働者民衆を集め政府打倒の声を示すことだと強調した。
婦人民主クラブ全国協議会の川添望事務局長は「民衆の中にあふれる高市への怒りの先頭に立ち、右翼や国家権力とぶつかり高市を倒そう。沖縄や広島で実力闘争を闘い、女性差別撤廃へ運動を変革してきた私たちにはその力がある」と喝破した。最後に中央大学の渡辺祥英さんが発言。日帝の再びの中国侵略戦争を絶対に阻む決意を述べ、「革命と内乱を訴えて反戦闘争を爆発させ、帝国主義を倒す。学生は動労千葉、大行進と共に闘う。11・2集会への大結集をつくり出そう」と力強く訴えた。

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