トランプ・安倍を迎え撃つ 日米軍事一体化許すな 横須賀で街宣と海上デモ
米大統領トランプの横須賀視察に対し、改憲・戦争阻止!大行進神奈川と横須賀実行委員会は、5月25日、27日連続的に横須賀中央駅前で「日米軍事一体化許すな」「中国・アジア侵略阻止」を掲げ500枚を超えるビラをまいた。「トランプは横須賀にくるな!」のトランプの顔写真入りのプラカードには、多くの外国人が賛意を示し、高校生たちも「トランプは嫌い!」「安倍も嫌い!」「ビラをまいてくる」と街宣に参加する劇的な展開になった。
28日午前10時、横須賀海上自衛隊基地に停泊しているヘリ空母「かが」に安倍を乗せたヘリが着艦し、その後、トランプを乗せた専用ヘリが着艦し、安倍とトランプは、初の自衛隊員への訓辞を行った。
当日は、地元の「ヨコスカ平和船団」の「おむすび丸」と「コスモアイランド」の2隻に、大行進神奈川のメンバーも同乗し、海上抗議デモを闘った。強風と高波の中、神奈川県警、海上保安庁、米海軍の警備艇による監視・威嚇を打ち破り、18人でトランプ来横を弾劾した。
米軍、自衛隊ヘリが何機も飛び交い、抗議船団に緊張が走る
中、際立って丁寧な操縦のヘリがトランプ専用ヘリだとすぐにわかった。望遠レンズでとらえたトランプらしき姿も見え、怒りは頂点に達した。
安倍はトランプを、ゴルフ、大相撲観戦、天皇主催の晩さん会など超巨額の税金をかけてもてなし、「日米蜜月」を演出した。しかし、内実は、武器大量購入と「安保法制」以来劇的に進んでいる日米軍事一体化に拍車をかけるものとなった。
当日、横須賀所属のヘリ空母「いずも」は九州西方で日米印比4カ国の合同発着訓練に参加し、「安保法制」以後、自衛隊はアジア侵略に踏み込んでいる
。
横須賀、相模原の基地、横須賀の核燃料製造工場GNFーJがある神奈川は、沖縄・辺野古新基地建設、先島諸島への自衛隊配備の攻撃とならんで侵略出撃拠点化の攻撃が激しくなっている。6・9国鉄集会、6・16神奈川県民集会、11・3全国労働者集会・改憲阻止大行進に従来を倍する隊列を実現し、安倍の改憲、侵略出撃基地化の攻撃を打ち破り、安倍を打倒し、労働者の社会をつくろう。(改憲・戦争阻止!大行進神奈川 品川孝司)
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