パレスチナ侵略今すぐやめろ! 原爆ドーム前集会&広島市内デモ
8・6ヒロシマ大行動実行委員会は、パレスチナ・ガザへの侵略・虐殺を今すぐやめろを訴え、原爆ドームに集まり、デモに出ました。
この間の地上侵攻弾劾緊急行動や街頭宣伝を連続的に行う中で、イスラエル・アメリカによるガザ・パレスチナ大虐殺への怒りと結びつき始めました。
原爆ドーム前には、私たちが来るのを今かと待っていられた在日ムスリムの方が複数名誘い合っての参加で、盛り上がりました。ビラを受け取った、SNSで見たという女性が次々に参加。この状況だから集会だけでもという高齢の方も。
発言では、安芸太田町議の大江厚子さんから広島県女性議員クラブ有志による「ガザにおける人道危機に関する緊急声明」に賛同しなかったことへの思いと怒りが述べられました。
この緊急声明とは、声明文の冒頭から「10月7日、パレスチナのハマス等の武装勢力による残虐な市民の大量虐殺は、数多くの尊い人命を奪うという極めて卑劣で許しがたい暴挙であり、強い憤りを覚える」と始まり、「当事者双方に対し報復の連鎖を断ち切り、無差別攻撃の即時停止、国際人道法の順守…」などを要求し、そのうえで「日本政府をはじめ、世界のすべての国々が、…紛争の解決に取り組むことを求める」というものです。共産党が中心になって、保守も含めた女性議員が一体になって、声明を出しているのです。大江厚子さんからは、イスラエルによるガザ、ヨルダン川西岸に対する占領と支配の中で、パレスチナ人民の、特に青年たちがやむにやまれぬ気持ちで殺されることを覚悟での10・7蜂起であり、すべての責任はイスラエルと支援を行うアメリカにあることを怒りを込めて、訴えました。そして、イスラエルのパレスチナ虐殺を止めるには、戦争を推し進める政府を揺るがし、倒していく大きなデモこそがパレスチナの人々と深く連帯することだと訴えられました。
最後に全体でシュプレヒコールを行い、団結を打ち固めデモに出発。
本通りアーケードでのデモ行進中には、家族での参加や学生の参加があり、出発時よりもデモ隊が増えていきました。注目度もこれまでになく、立ち止まり、ともに声援を上げる方が多数いました。
デモの終点はパレスチナ虐殺に加担する岸田首相の事務所。参加者の怒りも声もボルテージが上がります。
「戦争反対!岸田打倒!」「フリーフリー パレスタイン」が響き渡りました。 延べの参加では70人を超えるデモになりました。
解散地点では、途中参加した旅行中の学生と話が盛り上がり、11月19日の東京での再会を誓いました。
デモの終了後に、場所を移し、「パレスチナと連帯する学習会」で動画と宮原事務局長の提起を受け、討論を行いました。白熱した討論では、改めてイスラエル、アメリカによるパレスチナへの抑圧と侵略に怒りを深め、その抑圧からの解放のために武器を取って民衆の闘いは正当であり、必然と確認しました。そして、この日本でイスラエルと兵器の共同開発を行う防衛省、日本政府を打倒することを鮮明にしました。
学習会に引き続き、実行委員会を開催し、次回12月3日のデモと11月集会への大結集を確認しあいました。
また、この間の8・6弾圧は、日本帝国主義・岸田政権が戦争を決断し、戦争突入する中で起きている事態であり、一部右翼議員の動きではなく、帝国主義そのものの反戦反核闘争圧殺攻撃として全力で反撃していくことを確認し、12月の市議会に市民の怒りを組織して、闘うことを決定した。
19日の労働者集会まであと数日ですが、最後まで結集を訴え、組織し、日比谷野音を満杯にしましょう。
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