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再開発阻止へ阿佐ケ谷集会 洞口朋子区議が初の議会報告

洞口区議が初の議会報告を行った(5月31日 東京都杉並区)

改憲・戦争阻止!大行進・東京西部が主催する「阿佐ケ谷再開発白紙撤回! とめよう!9条改憲 団結して闘えば勝てる! 5・31集会」が、星野文昭さんが逝去された翌日に阿佐ケ谷で行われ、会場いっぱいの80人が参加しました。
黙禱(もくとう)で始まった集会冒頭、文昭さんの兄の星野治男さんと星野全国再審連絡会議共同代表のる狩野満男さんが報告。治男さんが東日本成人矯正医療センターに駆けつけたこと、最後まで闘い続けて生き抜いた文昭さんを誇りに思う気持ちが熱く伝わりました。
続いて洞口朋子杉並区議が、当日行った初の議会一般質問について報告しました。洞口区議は、星野さんの遺志を引き継いで闘う決意を議会でも明らかにしたこと、安倍政権となんら変わらない田中区長の政治姿勢、再開発をめぐる土壌汚染地への小学校移転や大型商業施設問題、JR東日本との結託について追及したことを報告。さらに「保育無償化」の矛盾をついて民営化を直ちに止めることなどを求めたと報告しました。そして、田中区長が答弁から逃げ、答弁もまともにしなかったことは「田中区政の強さではなく、逆に弱さの現れです」と自信を深めたと語りました。
 次に、阿佐ケ谷をはじめとする再開発に反対する住民が並んで発言しました。先日の「説明会」で徹底追及したこと、区側がことごとく逃げたことなどにふれ、「どうやったら止められるか、やはり団結して闘えば勝てる」「星野さんが闘い続けた、同じ相手と闘っている。杉並から一矢報いよう」「いろいろな地域の運動に参加したが、自分の住む地域でもっと大変なことが起きていると知り運動に加わった」など、選挙戦と一体で運動を強めてきた確信が語られました。他地域の再開発に反対する住民も駆けつけ、長年続けて得た信念は「諦めない、継続する、知らせる」ことだと自信をもって語りました。
東京西部ユニオンの吉本伸幸委員長が「大行進・東京西部」として基調的提起を行い、星野さんの遺志を継いで、改憲と再開発、星野闘争を職場・地域で一体で闘おう、6・9集会に総力で行こうと訴えました。
5月沖縄闘争の報告、NAZEN杉並の発言を受け、参加者からの発言を通じて、職場で地域の運動、星野闘争と一体で安倍政権の「働き方改革」を粉砕するために、労働現場がカギを握っていることが明らかにされました。学生も発言に立ち、最後に東京西部ユニオンの北島邦彦副委員長がまとめました。(東京西部ユニオン・NR)

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