広島 沖縄と連帯し反戦集会 天皇「慰霊の旅」に怒り
8・6ヒロシマ大行動実行委員会は5月25日、5・15沖縄現地闘争を引き継ぎ、中国侵略戦争阻止を正面に掲げて天皇の沖縄・広島訪問に怒りの行動を起こそうと、沖縄連帯反戦集会を開きました。
広島県労組交流センター副代表の住廣美智子さんが開会宣言で、「沖縄現地闘争では、女性・学生を先頭に、差別と戦争に突き進む帝国主義への怒りをたたきつけた」と報告しました。
基調報告として8・6ヒロシマ大行動実行委員会事務局長の宮原亮さんが「沖縄の闘いと固く連帯し、中国侵略戦争阻止の巨大な反戦闘争をつくり出そう。80年前の沖縄戦も広島・長崎への原爆投下も、天皇制国家の『護持』のために引き起こされた。この歴史を覆い隠し、天皇制のもとに融和・屈服させる攻撃である『慰霊の旅』に怒りの行動をたたきつけよう」と訴えました。
続いて、改憲・戦争阻止!大行進沖縄の赤嶺知晃さんが講演。「沖縄は中国侵略戦争の最前線に位置づけられ、『再びの沖縄戦』を強いられようとしている。日米安保を粉砕する反戦闘争・実力闘争こそが求められている。天皇の沖縄訪問阻止決戦を爆発させ、女性・青年・学生の大隊列を6・14全国集会で実現しよう」と訴えました。
会場からは、沖縄出身の女性が「ひめゆりの塔」をめぐる西田発言や性暴力への怒りを語りました。
広島大学学生自治会の仲間からの沖縄現地闘争の報告に続き、8・6広島暴処法弾圧被告の西納岳史さんが特別アピール。最後に学生の仲間が、「沖縄の怒りと一体で闘い、米日帝国主義による中国侵略戦争を止め、トランプ・石破を打倒しよう。6・14東京に総結集しよう」と訴えました。
集会終了後には、青年・学生・女性を先頭に広島市内をデモ。「天皇の広島訪問を許さないぞ」のコールに沿道からも手を振る人がおり、青年がデモに飛び入りしてきました。沖縄の闘いと連帯し、安保・沖縄闘争の爆発で6・14全国集会を成功させ、天皇の6・19広島訪問阻止の闘い、8・6ヒロシマ大行動の爆発をかちとろう。(8・6ヒロシマ大行動実行委員会事務局 八木康行)
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