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4・27渋谷 沖縄と連帯し実力反戦デモ/性暴力に怒り 石破打倒へ

機動隊の不当な妨害・弾圧をはねのけ、先頭部隊の全学連が固くスクラムを組んで実力で戦闘的デモを貫徹。沿道を埋める民衆は圧倒的に共感しコールに唱和、青年・学生・女性が次々とデモに合流した(4月27日 東京都渋谷区)

サンフランシスコ講和条約が発効した「屈辱の日」である1952年4月28日から73年、全国で「全基地撤去・安保粉砕! トランプ・石破打倒! 米日の中国侵略戦争阻止!」を掲げた沖縄デー統一行動が闘われた。東京・渋谷では27日、全学連を先頭に830人が代々木公園に結集。警察権力の妨害・弾圧をうち破り、スクランブル交差点の群衆の戦争に対する怒りと結びついて実力デモがうち抜かれた。(各地の行動は別の記事として掲載しています)
「基地、戦争、性暴力への怒りに燃える沖縄の闘いに連帯して実力の反戦デモをうち抜こう」。休日でにぎわう代々木公園に、司会を務める全学連の矢嶋尋委員長の声がとどろくと、一斉に注目が集まった。
冒頭、改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の高山俊吉弁護士が主催者あいさつを行い、国会の挙国一致を批判し「真の反戦は民衆が権力を打倒する時にしか実現しない」と喝破した。続いて全学連の齋藤晴輝書記長が基調報告に立ち、23日に発覚した在沖米兵の女性暴行を徹底弾劾、中国侵略戦争の最前線に立たされる沖縄の現実を今こそ変えるために、首都・東京でこそ安保・沖縄闘争を爆発させようと鮮明に提起した。

「米日による中国侵略戦争阻止! 沖縄の軍事要塞化粉砕! トランプ・石破を倒せ」と訴える長蛇のデモ隊が渋谷の街を席巻した

安保・沖縄決戦アピールでは、渡辺祥英書記次長が大坂正明さんのメッセージを読み上げ、「沖縄の人々を思えばいかなる弾圧を恐れることがあろうか! 安保・沖縄闘争の爆発で大坂さんの奪還を」と訴えた。大行進沖縄の赤嶺知晃さんは「帝国主義の軍隊がいる限り性暴力が起き続ける。今こそ安保粉砕・全基地撤去に立とう」と5・15沖縄闘争を呼びかけた。
全学連の学生が「私たちの運動は多くの学生・青年・女性を突き動かす力を持っている」と確信に満ちカンパアピール。闘いの現場から、動労千葉の中村仁副委員長、三里塚芝山連合空港反対同盟の伊藤信晴さん、婦人民主クラブ全国協議会の川添望さん、大行進千葉、大行進東京の青年労働者が、国益主義に転落する連合や野党をのりこえ、中国侵略戦争阻止・日帝打倒へ闘う決意を表明した。

熱気あふれる集会をかちとり5・15沖縄闘争―6・14反戦闘争の爆発へ団結を打ち固め、渋谷デモにうって出た(東京・代々木公園)

全学連の決戦アピールでは池之端紗衣書記次長、陳悠生副委員長が、中国侵略戦争という破滅的な世界戦争・核戦争に対し、その元凶である帝国主義を打倒する大反戦デモをたたきつけようと熱烈に呼びかけた。新入生も登壇し、精神疾患だったが反戦デモに出会い生きる希望を得たと語り、「米日帝国主義を粉砕し、真に、人民の手に社会を取り戻そう」と力強く発言。
洞口朋子杉並区議が戦時下の女性差別・襲撃と対決し今度こそ日帝の侵略戦争を止めようと集会をまとめ、デモに出発した。
「安保粉砕! 基地撤去!」「戦争反対! 石破打倒!」。若者、外国人であふれる繁華街を全学連のスクラムデモを先頭に、大行進の大隊列が続く。石破やトランプへの怒りが渦巻き、人々は笑顔やこぶしを突き上げ応える。沿道からの大合流で内乱的事態に発展しかねないことに恐怖し機動隊は終始、全学連の腕をつかみ暴力的にデモを圧縮しようと試みるが、全学連は固く腕を組み戦闘的デモを貫徹。沿道から高校生らが何人も加わりコールを上げるなど解放的なデモがうち抜かれた。

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