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市東さんの農地強奪阻止行政訴訟第6回弁論

 1月20日、三里塚反対同盟の市東孝雄さんが千葉県を提訴した農地強奪阻止行政訴訟の第6回口頭弁論が、千葉地裁で開かれた。反対同盟農民を先頭に80人を超す労働者・学生・市民が支援、傍聴に駆けつけ、ともに闘った。
 この日は、原告代理人である弁護団によって「土地収用法で取り上げることができなかった農地を農地法で取り上げることは、憲法違反」とあらためて突きつける準備書面(8)と、被告千葉県の釈明に対する具体的全面的反論を展開した準備書面(9)が提出され、法廷で読み上げられた。


 成田空港建設はまさに違法・脱法の数々で進められ、今また空港会社(NAA)が農民の権利を奪い農業を破壊する暴挙に手を染めていることが容赦なく明らかにされた。
 終了後の記者会見で市東孝雄さんが、「私の土地をめぐる3つ目の裁判が起こされました。2月3日がその第1回です。これは今日の行政訴訟と裏表の関係にあります。2月3日、裁判所の周りをいっぱいにするような、大勢の傍聴をみなさんにお願いします」と、いつにも増して気迫を込めて訴えた。北原鉱治事務局長、萩原進事務局次長も、この裁判への全力決起を呼びかけた。
 08年10月17日、NAAは市東さんに「賃貸借契約は終わりだ、出ていけ」と千葉地裁に提訴した。絶対に許してはならない。労農連帯のきずなを怒りとしてたたきつけるときだ。
 2月3日(火)、土地取り上げ阻止・農地死守裁判(千葉地裁405号法廷、午前11時開廷)に駆けつけよう。同日午前9時千葉市中央公園に結集し、千葉地裁へ向けて市内デモに立ち上がろう。

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